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レクサスNX、27年春マイチェンへ。PHEVは次世代システムに、EV航続距離が大幅拡大

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レクサスNX、27年春マイチェンへ。PHEVは次世代システムに、EV航続距離が大幅拡大

車のメンテナンス [2026.06.01 UP]


レクサスNX、27年春マイチェンへ。PHEVは次世代システムに、EV航続距離が大幅拡大

《国産ミドルSUV総決算!》レクサス・NX

レクサスNXマイナーチェンジモデル予想CG
レクサスのグローバルコアモデルとして、世界の都市型クロスオーバーSUV市場を牽引し続ける「NX」。現行型の2代目へとフルモデルチェンジを果たしてから、2026年現在で5年目を迎えているが、いよいよその歴史のなかでも最大規模となるマイナーチェンジが敢行されるとの情報をキャッチした。デビュー時期は2027年春の模様だ。今回の改良は、単なるプレミアムSUVとしての化粧直しにとどまらない。パワートレインの心臓部からエクステリアの骨格に至るまで、次世代レクサスを象徴する劇的な進化を遂げることになる。


今回のマイナーチェンジにおける最大のトピックとなるのが、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルの大幅な刷新である。現行のシステムから、全面刷新されて登場する「新型RAV4」に搭載の次世代プラグインハイブリッドシステムへと完全換装されるのだ。


この新世代システムは、世界トップレベルのエネルギー効率を実現したもので、電池容量が大幅に向上した新開発の大容量リチウムイオンバッテリーを採用する。さらに、電力のロスを極限まで低減するSiC(シリコンカーバイド)半導体をPCU(パワーコントロールユニット)に組み込むことで、システム全体の最高出力は実に242kW(329PS)にまで達するという。これにより、これまでのエコなイメージを覆す、レクサスらしい洗練された走りと、ドライバーのわくわく感を高める力強い加速フィールを両立することになる。

現行型トヨタRAV4のPHEVシステム


そして、このシステム刷新の恩恵を最も受けるのが環境・実用性能だ。満充電からのEV航続距離は、従来型の約95kmから、なんと「約150km」にまで大幅に伸長する。これほどの航続距離があれば、毎日の通勤や買い物といった都市部での日常的な移動はもちろん、隣県へのちょっとしたドライブや遠出に至るまで、生活圏内における移動の大部分をガソリンを一切使わない「ゼロエミッション」でカバーできるようになる。実質的に、普段使いではピュアEV(電気自動車)と同等の運用が可能になるというわけだ。


この劇的なシステム変更に伴い、外観上のレイアウトにも変化が生じる。現行型では車両のリヤ側に配置されていた普通充電インレット(充電口)が、新型システムへの移行に伴って「フロントフェンダー」へと移動する模様だ。これは内部のパッケージングや配線の最適化を理由としたものだが、新型NXをひと目で見分ける大きな外観上のポイントにもなるだろう。


また、大容量化されたバッテリーは「走る」ためだけでなく、災害時やアウトドアで頼れる「動く蓄電池」としての機能も大幅に強化される。ラゲージルームに設置されたAC100Vのコンセントによる車内での家電製品の使用に加え、付属のヴィークルパワーコネクターをフロントフェンダーの普通充電インレットに挿し込むことで、合計1500Wまで対応する外部給電用コンセントとしても機能する。


万が一の停電や災害などの非常時には、クルマを生活の生命線となる電源として活用可能だ。「HV給電モード」を選択すれば、バッテリー満充電かつガソリン満満タンの状態から、一般的な一般家庭の消費電力に相当する400Wで供給し続けた場合、約6.5日間にわたって電力を供給できる。さらに、給電日数を最優先する「給電時間優先モード」を使用した場合には、最大で約7日間もの電力を供給可能となり、頼もしい「走る避難所」としてのスペックを手に入れることになる。


進化の手はPHEVだけに留まらない。量販グレードとして高い人気を誇る2.5Lハイブリッド(HEV)モデルも、レクサスの新型ESに搭載される改良型ハイブリッドシステムに換装される可能性が極めて高い。これに組み合わされる最新のモーターユニット「e-Axle(イーアクスル)」も大幅な改良が施され、ユニット全体の軽量化と高い静粛性を実現。さらに燃費性能も従来型より向上し、レクサスが掲げる独自の乗り味「Lexus Driving Signature」はさらなる洗練の域へと達するだろう。


最後に、これら最新メカニズムを包み込むエクステリアデザインの変更についても触れておこう。前後バンパーやライト類を中心としたデザイン変更が行われるが、こちらも新型ESと共通のイメージを持ち、レクサスが提示した次世代BEVコンセプトカー「LF-ZC」のモチーフを色濃く取り入れたものになる。


これまでの象徴だった「スピンドルグリル」の枠組みを超え、ボディ全体とフロントマスクをシームレスに融合させた「スピンドルボディ」の要素をマイナーチェンジで取り入れる。より低重心で塊感のある、未来的かつシャープな表情を手に入れるはずだ。リヤのコンビネーションランプやディフューザー造形も一新され、現行型オーナーが思わず嫉妬するほどのモダンな変貌を遂げるだろう。

文:グーネット
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