メルセデスF1チームは現在、メルセデスのハイパフォーマンスブランドである『AMG』の名をチームの正式名称の一部として2012年から使用している。さらにAMGのロゴはメルセデスのF1マシンにも掲げられている。
メルセデスの親会社であるダイムラーのCEOを務めるオラ・カレニウスCEOは今月初めの戦略説明会の中で、メルセデスF1チームとAMGブランドとの関係をより一層強化し、レースの技術を市販車へとさらに活用する方針であることを明らかにした。
■ホンダと真逆? メルセデス、F1チームとAMGの関係強化「技術のさらなる活用を目指す」
メーカーが自社のパフォーマンスブランドとの結び付きを強めるという意味では、ルノーもそれに当てはまる。彼らも2021年から自社ブランドの『アルピーヌ』の旗印の下でF1チームのリブランディングを行ない、チーム名称もルノーからアルピーヌへと変更する。
しかしながらメルセデスF1チームのトト・ウルフ代表は、同チームがルノーと似た形の事業計画を推し進めているにも関わらず、チーム名称をAMGへと変更する計画はないと語った。
「我々メルセデスは現在ロードカーもレースカーも製造しているが、我々のDNAはレースにある」とウルフは言う。
「現在はAMG、EQ、マイバッハといったサブブランドに、より大きなマーケティングのプラットフォームを与えるという計画が進行中だ。それぞれのブランドが特定の担当箇所を与えられるというのは良いことだと思う」
「AMGは我々のハイパフォーマンスブランドだ。そしてF1マシンというのはハイパフォーマンスなマシンだ」
「メルセデスの名前がF1からなくなることはない。むしろシャシーもチーム名もメルセデスであり続けるし、我々は皆メルセデスの人間なんだ」
「ただ付け加えるとするならば、我々はAMGの人間でもある。我々はハイパフォーマンスブランドとしてのAMGを代表する存在だし、AMGの知名度を上げていきたいと考えている。こうやって露出を増やすことによって、メルセデスF1チームとAMGの間での技術移転をお見せできればと思っている」
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