2026年GTWCアジアの日本戦は、富士と開催地未発表の2ラウンド。北京市街地も継続へ

　SROモータースポーツ・グループは6月27日、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで年次記者会見を開き、2026年GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS（GTWCアジア）の暫定レースカレンダーを発表した。

　この中で、今年10月にGTWCアジアでの初開催が予定されている北京ストリートレースが、来シーズンもシリーズのカレンダーに残ることが明らかになった。

　SROモータースポーツ・グループは昨年、GTWCアジア初となるストリートレースの開催計画を発表。このレースは、北京経済技術開発区（通称、Eタウン）にある全長3.04マイル（約4.892km）の特設コース『北京ストリート・サーキット』で開催される予定だ。

　同イベントは前述のとおり今季最終戦として初開催される予定だが、SRO創設者兼CEOのステファン・ラテルは、クラウドストライク・スパ24時間レースでの年次記者会見で、来年の開催を目指していることを認めた。

　現時点では今季と同じく10月の開催が計画されているが、最終的な日程がまだ確定していないラウンドのひとつとなっている。

　来シーズンのGTWCアジアは4月初旬にマレーシアのセパンで開幕し、その後5月と6月にマンダリカと上海でそれぞれのイベントが行われる。

　日本の富士スピードウェイは7月の開催枠を維持しており、8月には日本で2回目のレースが予定されているが、開催地と日程はまだ確定していない。


■GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS2026年シーズンスケジュール（6月27日付）



Round／Date／Circuit
Rd.1／4月4～5日／セパン・インターナショナル・サーキット
Rd.2／5月2～3日／マンダリカ・インターナショナル・サーキット
Rd.3／6月5～6日／上海インターナショナル・サーキット
Rd.4／7月／富士スピードウェイ
Rd.5／8月／日本
Rd.6／10月／北京ストリート・サーキット

[オートスポーツweb 2025年06月28日]