現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「この軽自動車…」「正直、ナメてた」見た目フツー、中身ガチ。ちょっとズルいぞ、仕事も遊びも1台で叶える、天才的な軽キャンパー。

ここから本文です

「この軽自動車…」「正直、ナメてた」見た目フツー、中身ガチ。ちょっとズルいぞ、仕事も遊びも1台で叶える、天才的な軽キャンパー。

掲載 1
「この軽自動車…」「正直、ナメてた」見た目フツー、中身ガチ。ちょっとズルいぞ、仕事も遊びも1台で叶える、天才的な軽キャンパー。



日常の延長線上に、非日常の冒険がある。そんな新しい旅のカタチを実現してくれるのが、キャンパー厚木が手がける軽キャンパー「Chippy」だ。同社が制作する人気シリーズ「Puppy」を送り出したビルダーが、「もっと自由で気軽にアウトドアを楽しみたい」という声に応え、徹底的に使い勝手と“遊び心”にこだわって生み出した一台である。

【写真】→「見た目フツー、中身ガチ」天才的な軽キャン Chippy の写真ギャラリー

●文:月刊自家用車編集部

“遊び心”を忘れない。大人のための軽キャンパー「Chippy」が切り拓く、新しい車中泊スタイル

「車中泊はあくまで手段」と語るコンセプトのもと、Chippyは単なる寝る場所ではなく、“遊ぶためのベース基地”としてデザインされている。その思想は細部にまで宿り、軽キャンパーでありながら、大人2人がしっかりと寝られ、4人が安全に乗れるという、まさに“毎日使える旅グルマ”に仕上がっている。

これまでの軽キャンの常識を覆す、Chippyの室内空間

Chippy最大の特徴は、キャンパー厚木ならではのアイデアと職人技が光るインテリア設計にある。中でも目を引くのが、室内の快適性を飛躍的に高める“エアー循環システム”だ。ルーフにオフセット取り付けされたベンチレーターが、暑い季節でも自然な空気の流れをつくり、蒸し暑い夜でも心地よく過ごせるよう工夫されている。

また、30Lの冷蔵庫をはじめ、AC・DC・USB電源、LED照明、サイン波インバーター、サブバッテリーなど、車中泊に欠かせない装備がほぼすべて標準装備というのも特筆すべきポイントだ。冷蔵庫は引き出し式で、ベッドを展開していてもアクセス可能な設計。つまり、Chippyは乗ったその日から「本気の旅」ができる軽キャンパーなのだ。

ベッド展開はわずか1分。快適な寝心地を手に入れる

軽キャンパーに求められる最大の要素といえば、“ちゃんと寝られるかどうか”だろう。Chippyはこの点にも抜かりがない。ベッドは左右独立展開式となっており、片側だけでも1800×600mmという充分なスペースを確保。1人旅なら片側だけをベッドにし、もう一方はソファとして使用するなど、多彩な使い方ができる。

2人での旅行なら、ベッドを全面に展開することで1800×1200mmのフルベッドが出現。しかも展開はわずか1分程度という手軽さだ。2025年モデルからはマットカラーがモスグリーンに変更され、落ち着いた雰囲気と実用性を兼ね備えた内装になっている。

「Chippy TRIPOUT」というもうひとつの選択肢

Chippyにはもう一つ、“よりシンプルで実用性重視”のバリエーションが存在する。それが「Chippy TRIPOUT」だ。ベース車両はダイハツ・アトレーやハイゼットカーゴから選ぶことができ、駆動方式やエンジン仕様も自由に選択可能。まさに自分好みに仕立てることができる軽キャンパーである。

TRIPOUTの大きな特徴は、家具の取り外しが可能な点にある。ベッドキットは6本のビスで簡単に脱着できるため、平日は4人乗りの軽バンとして、週末はキャンパーとして使い分けることができる。また、ベッドキットはあくまで“荷物”扱いとなるため、車検も通常の軽バンと同様に2年ごと。維持費面でも大きなメリットがある。

軽キャン最大の弱点「収納問題」にも明快な答えを

Chippyシリーズは“収納力”においても妥協がない。ベッド下には大型の収納スペースが確保されており、就寝時に邪魔になる荷物もすっきりと片付けることができる。さらにTRIPOUT専用装備として、87Lもの引き出し収納を搭載。このスペースを活用すれば、軽キャンとは思えない収納力を実現している。

また、車内の各所には実用的な収納が点在。ティッシュボックスホルダー、リアゲート室内開閉レバー、シューズスペースなど、キャンパー経験者が「あると助かる」と感じる機能が自然に盛り込まれている。

ワンタッチテーブルが生む“暮らしの余白”

Chippyの車内には、跳ね上げ式のワンタッチテーブルが備わっている。幅630mm・奥行550mmという実用サイズで、作業や食事はもちろん、PC作業などワーケーションにも活用できる。このテーブルは室内での使用に留まらず、オプションの“GO OUTキット”を使えば車外に取り付けて使うことも可能。自然の中でコーヒーを淹れる朝や、夕暮れのキャンプ場での食事タイムなど、アウトドアの醍醐味を最大限に引き出してくれる。

断熱・静音・空調もバッチリ。旅の快適性を高める装備群

Chippyでは、断熱性と静音性にも配慮が行き届いている。ルーフには“GSメタルシートMS-2”を用いた断熱材が貼られ、床面には“WAKOエコシールド”を2度塗り。これにより、夏の熱気や冬の寒さを抑え、さらには雨音も軽減されている。空調に関しても、ベンチレーターによる空気循環に加え、FFヒーターやポータブルクーラーなどの導入が可能だ。

また、ダウンライトには昼光色と電球色を使い分け、最小光量にすれば常夜灯としても使用可能。照明一つとっても、“生活する空間”としての完成度の高さが感じられる。

「MY Chippy」へカスタマイズする楽しみも

Chippyシリーズは、一台一台が手づくりで仕上げられている。そのため、注文時に自分のスタイルに合わせたカスタマイズも可能だ。たとえば、175Wのソーラーパネルを追加すれば冷蔵庫を継続稼働させる電力を確保できるし、ポータブル電源パックを導入すれば車外での電源供給も簡単になる。

その他にも、オリジナルの有孔ボード収納やステンレスバー、ブラインドシェード、リアゲート操作レバーなど、多彩なオプションが揃っている。こうした“自分だけの1台”をつくる楽しさも、Chippyの大きな魅力のひとつだ。

日常と非日常をつなぐ、自由な軽キャンパー

Chippyは、ただ寝るためのキャンパーではない。日常の通勤や買い物にも使え、週末にはそのまま遊びのフィールドへ走り出せる。そんな“自由”と“実用”が高次元で融合した一台こそ、これからの軽キャンパーの理想形かもしれない。

「キャンプは好きだけど、大げさな装備はちょっと……」というライトユーザーから、「クルマを道具としてとことん使い倒したい」というヘビーユーザーまで。Chippyはあらゆるキャンパーの“今の暮らし”にフィットし、次の一歩を楽しく後押ししてくれる相棒となるだろう。

文:月刊自家用車WEB 月刊自家用車編集部
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

ついに見つけた「ミニバンの正解」。寝る、くつろぐ、積める。“万能キャンパー”が毎日使えて頼もしい。
ついに見つけた「ミニバンの正解」。寝る、くつろぐ、積める。“万能キャンパー”が毎日使えて頼もしい。
月刊自家用車WEB
限定70台の“走る芸術品”「BMWコンセプト・スピードトップ」登場【最強のV8】究極のシューティングブレークを解説
限定70台の“走る芸術品”「BMWコンセプト・スピードトップ」登場【最強のV8】究極のシューティングブレークを解説
月刊自家用車WEB
ダイハツ ウェイクは良好な視界と広大な空間によって軽自動車規格の可能性を拡張したモデル!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】
ダイハツ ウェイクは良好な視界と広大な空間によって軽自動車規格の可能性を拡張したモデル!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】
ベストカーWeb
これはいいぞ!激しく進化した「日産 ノート」はコンパクトカーの白眉
これはいいぞ!激しく進化した「日産 ノート」はコンパクトカーの白眉
AutoBild Japan
車中泊「準備ゼロ」で眠れる贅沢。キャンピングカーの最適解かも。展開不要のベッド&個室トイレの実力。
車中泊「準備ゼロ」で眠れる贅沢。キャンピングカーの最適解かも。展開不要のベッド&個室トイレの実力。
月刊自家用車WEB
木で造られてるの!? クセも魅力も凄まじいクルマ「モーガン プラスフォー」に乗ってみた
木で造られてるの!? クセも魅力も凄まじいクルマ「モーガン プラスフォー」に乗ってみた
ベストカーWeb
「小さなSUVワゴン」に注目! 見た目「デリカ」も軽サイズ!? デリ丸も人気な三菱「デリカミニ」を再チェツク! どんなクルマ?
「小さなSUVワゴン」に注目! 見た目「デリカ」も軽サイズ!? デリ丸も人気な三菱「デリカミニ」を再チェツク! どんなクルマ?
くるまのニュース
「トヨタ車でよく見るよね」「えっ後からでも付けられるの?」早速購入してホンダ車に装着。すると意外な結果に…。
「トヨタ車でよく見るよね」「えっ後からでも付けられるの?」早速購入してホンダ車に装着。すると意外な結果に…。
月刊自家用車WEB
新車99万円から! ダイハツ「最強快速車」に反響多し! 8年目でも進化中の「ミライース」とは? 謎の5MTスポーティ仕様も気になる!
新車99万円から! ダイハツ「最強快速車」に反響多し! 8年目でも進化中の「ミライース」とは? 謎の5MTスポーティ仕様も気になる!
くるまのニュース
ホンダ エリシオンはLサイズ高級ミニバンクラスに一石を投じたホンダの意欲作! こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】
ホンダ エリシオンはLサイズ高級ミニバンクラスに一石を投じたホンダの意欲作! こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】
ベストカーWeb
「そうやって使うんだ?」「この形からは想像つかない」コンパクトだから車に積んでおいてもOK。持っておけば安心のカーグッズを紹介
「そうやって使うんだ?」「この形からは想像つかない」コンパクトだから車に積んでおいてもOK。持っておけば安心のカーグッズを紹介
月刊自家用車WEB
新車価格135万円! ダイハツ新型「軽“スライドドア”ワゴン」に注目! 「通院に最適!」の声も!? 10年ぶり刷新の新型「ムーヴ」販売店に寄せられた“反響”とは
新車価格135万円! ダイハツ新型「軽“スライドドア”ワゴン」に注目! 「通院に最適!」の声も!? 10年ぶり刷新の新型「ムーヴ」販売店に寄せられた“反響”とは
くるまのニュース
約150万円で「5人乗り」! トヨタの「めちゃ安いバン」がスゴい! 全長4.2m級の「手頃すぎサイズ」でめちゃ広い“快適室内”が魅力です! カクカクボディもカッコイイ“THE実用車”「プロボックス」に注目
約150万円で「5人乗り」! トヨタの「めちゃ安いバン」がスゴい! 全長4.2m級の「手頃すぎサイズ」でめちゃ広い“快適室内”が魅力です! カクカクボディもカッコイイ“THE実用車”「プロボックス」に注目
くるまのニュース
新型「トヨタ アーバンクルーザー」が電気自動車として復活 アーバンクルーザーはヤリス クロスの電気自動車版だ 全情報!
新型「トヨタ アーバンクルーザー」が電気自動車として復活 アーバンクルーザーはヤリス クロスの電気自動車版だ 全情報!
AutoBild Japan
ハチロクじゃないけど、いま密かに高騰中。「隠れ人気車」4代目カローラが、走り好きから愛される理由
ハチロクじゃないけど、いま密かに高騰中。「隠れ人気車」4代目カローラが、走り好きから愛される理由
月刊自家用車WEB
「一番安いクルマ~」「知ってたらスゴイかも」話題を呼んだCMで大ヒット、キュートなスタイルも人気に拍車。
「一番安いクルマ~」「知ってたらスゴイかも」話題を呼んだCMで大ヒット、キュートなスタイルも人気に拍車。
月刊自家用車WEB
レクサスLM一部改良で「世界最高級ミニバン」にさらなる磨き…なお、お値段は2010万円也
レクサスLM一部改良で「世界最高級ミニバン」にさらなる磨き…なお、お値段は2010万円也
ベストカーWeb
メルセデス・ベンツ新型「CLA」はどう変わった? 人気の“小型4ドアクーペ”が全方位的に進化! “正統なメルセデス流の走り味”が絶品です
メルセデス・ベンツ新型「CLA」はどう変わった? 人気の“小型4ドアクーペ”が全方位的に進化! “正統なメルセデス流の走り味”が絶品です
VAGUE

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村