現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > アウディがCD値0.23の空力性能を誇るエレガントなプレミアムモデル「A6セダン」を発売

ここから本文です

アウディがCD値0.23の空力性能を誇るエレガントなプレミアムモデル「A6セダン」を発売

掲載
アウディがCD値0.23の空力性能を誇るエレガントなプレミアムモデル「A6セダン」を発売

アウディは、2025年4月15日、インゴルシュタット本社にてプレミアム・フルサイズの新型「A6セダン」を発表した。この「A6セダン」は、ネッカーズルム工場で生産され世界中で販売。2025年4月中旬から受注を開始しており、納車は今夏より開始される予定。

アウディは、伝統を受け継ぐビジネスセダンにより、A6モデルシリーズの幅を拡げる。デザインと空力性能において基準を打ち立て、プレミアムフルサイズクラスにおける革新と快適性を、あらゆる細部において実感できるモデル。CD値(空気抵抗係数)0.23は、内燃エンジンを搭載する量産モデルとして、アウディ史上最高の値となる。

使い勝手の良さが際立つメルセデス・ベンツ「E220dステーションワゴン」の万能感

さらにMHEV plusマイルドハイブリッドテクノロジーを備えた最新のガソリンおよびディーゼルエンジンが、パフォーマンスの向上とともに効率性を高める。またA6セダンは、洗練されたサスペンション技術と組み合わせることで、日常走行や長距離走行において、その優れた特性が印象的。アダプティブ・エアサスペンションと四輪操舵は、快適な乗り心地と俊敏なハンドリングを、高次元で融合させている。

MHEV plusマイルドハイブリッドテクノロジーを採用

新型A6セダンのボディは、明快かつ機能的。削ぎ落とされたアウディ特有のデザインは、エレガンスとスポーティさを融合しており、ウィンドウ上部の輪郭のカーブが、流麗なボディに特別な個性を与えている。

さらにスリムなヘッドライトと、際立った位置に配置されたアウディのフォーリングスが印象的なフロントエンドは、低い位置にある大型のシングルフレームによって特徴づけられている。その後ろには、洗練されたエアフローコンセプトがある。

フロントの空力性能において最も重要な要素は、形状と機能の両面で最適化されたサイドエアインテーク。いわゆる「エアカーテン」は、より優れた空気の流れを実現し、ビジネスセダンに力強い印象を与える。さらに、フロントバンパーのフロントスポイラーは、フロントアクスルのリフトを軽減し、アンダーボディのパネルとともに、車両下部の空気の流れを制御する。

そしてフロントエンドと同様に、伸びやかでわずかに上向きのリアエンドもプレステージを感じさせる。精緻なグラフィックを備えた2つのリヤライトと、それらをつなぐ一体型のライトストリップが新型A6セダンに存在感を与えており、縦型のブレーキライトも同様にその印象を強めている。

ノッチバックの特別な形状も、車両の卓越した空力性能に大きく寄与している。テールゲートの鋭いカーブとその手前のくぼみは、最適な気流の剥離(ストール)を生み出す。これに、大型で幅の広いディフューザーを組み合わせることで、リヤクスルのリフトと空気抵抗(ドラッグ)の間に理想的なバランスが確保され、ドライビングダイナミクスが向上。

さらにオプションのアダプティブエアサスペンションにより、A6セダンはスポーティさと快適性を完璧に融合している。このエアサスペンションシステムは、車高やショック吸収の調整に加えて、空力面でもさらなる利点をもたらす。

ノーマルサスペンションと比較して、通常モードでは車高が20mm低く設定され、ダイナミックモードでは、さらに10mm低くなり、スポーティなドライビングフィールが得られる。A6セダンは空気抵抗を抑えるため、バランスモードおよび効率モードにおいても、高速走行時にはこの低い車高となる。

またオプションのオールホイールステアリングは、俊敏なハンドリングと正確な操作性を実現。より剛性の高いプログレッシブステアリングと組み合わされることで、路面からのフィードバックが増加し、よりダイレクトなステアリングのレスポンスが得られる。

低速時には、後輪が前輪と逆方向に最大5度まで切れることで、市街地や狭いカーブでの取り回し性が向上し、中速から高速域では、後輪が前輪と同じ方向に切れるため、安定性が増し、より正確なハンドリングとなる。

そしてMHEV plusマイルドハイブリッドテクノロジーを採用したドライブシステムは、卓越したドライビング体験において重要な役割を果たす。出力150kW(204PS)の2.0 TDI 4気筒エンジンに加えて、出力270kW(367PS)の3.0 TFSI 6気筒エンジンも、この部分電動を採用している。

MHEV plusシステムは、内燃エンジンを支援し、走行性能と快適性を高め、CO₂排出量を低減する。これにより、完全電動による駐車および取り回しが可能になる。

また、A6セダンは、市街地での低速走行時や渋滞時、または郊外で次の村へ惰性走行する際にも電力で走行可能。さらにMHEV plusテクノロジーは、発進や追い越しの際に最大230Nmの追加トルクと最大18kW(24PS)の電力を提供。減速時には最大25kWの回生エネルギーが得られる。



なお車内の遮音性能は、従来モデルと比べて最大30%向上しており、快適な乗り心地を実現している。より高密度にシールされたウィンドウや最適化されたドアシールによって、車内の音響環境が向上し、テールゲートシールも風切り音を大幅に低減する。さらに、19インチ以上のすべてのタイヤには「ノイズアブソーバー(吸音材)」が装備されている。新たに開発されたエンジンおよびトランスミッションマウントのブッシュによって、より滑らかで静かな走行が可能となっている。

関連情報:https://www.audicity-ginza.jp/ja/

構成/土屋嘉久

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アウディが電動『S6 e-tron』を初披露、銀座で6月22日まで展示中。本国では『A6セダン』発表
アウディが電動『S6 e-tron』を初披露、銀座で6月22日まで展示中。本国では『A6セダン』発表
AUTOSPORT web
【米国】スバル「新型SUV」初公開! 3年ぶり“大刷新”で “338馬力”の「ソルテラ」登場! 初の「光る“六連星”」&斬新「ツルツル顔」の「新モデル」登場
【米国】スバル「新型SUV」初公開! 3年ぶり“大刷新”で “338馬力”の「ソルテラ」登場! 初の「光る“六連星”」&斬新「ツルツル顔」の「新モデル」登場
くるまのニュース
キャデラック・エスカレードが新デザインでアップデート 50台の限定モデルも発売
キャデラック・エスカレードが新デザインでアップデート 50台の限定モデルも発売
AUTOCAR JAPAN
季節不問の頼もしいブランド・ベスト ボルボV90 T8(2) 動力性能はスポーツカーと遜色なし
季節不問の頼もしいブランド・ベスト ボルボV90 T8(2) 動力性能はスポーツカーと遜色なし
AUTOCAR JAPAN
メルセデス・ベンツ新型『CLA with EQテクノロジー』 約900万円から欧州発売 高効率を実現
メルセデス・ベンツ新型『CLA with EQテクノロジー』 約900万円から欧州発売 高効率を実現
AUTOCAR JAPAN
【10年ひと昔の新車】アウディ S6/S7は気筒休止システムも採用したスーパー アッパーミドル軍団だった
【10年ひと昔の新車】アウディ S6/S7は気筒休止システムも採用したスーパー アッパーミドル軍団だった
Webモーターマガジン
【スーパーカー超王が斬る】価格は1億2890万円!アストン マーティン・ヴァルハラはデザインもエンジニアリングも世界最高峰
【スーパーカー超王が斬る】価格は1億2890万円!アストン マーティン・ヴァルハラはデザインもエンジニアリングも世界最高峰
AUTOCAR JAPAN
デザイン一新!キャデラック 新型「エスカレード」アメリカンラグジュアリー体現するSUV
デザイン一新!キャデラック 新型「エスカレード」アメリカンラグジュアリー体現するSUV
グーネット
ジープのPHEVモデル「レネゲード4xe」が証明したアメ車でも売れる理由
ジープのPHEVモデル「レネゲード4xe」が証明したアメ車でも売れる理由
@DIME
改良され更なる進化を遂げた新型ポルシェ911 全モデルの価格、デザイン、技術、911カレラSと991 GTSの走行性能をレポート!
改良され更なる進化を遂げた新型ポルシェ911 全モデルの価格、デザイン、技術、911カレラSと991 GTSの走行性能をレポート!
AutoBild Japan
アストンマーティンから新型SUVが登場! 最上級モデル「DBX S」はさらなるパワーと軽量化を実現【新車ニュース】
アストンマーティンから新型SUVが登場! 最上級モデル「DBX S」はさらなるパワーと軽量化を実現【新車ニュース】
くるくら
コレはお買い得!──マツダCX-5 20S Black Selection試乗記
コレはお買い得!──マツダCX-5 20S Black Selection試乗記
GQ JAPAN
ドイツ製ワゴンの有力な対抗馬 ボルボV90 T8(1) 9年目も美しい容姿 プレミアムな内装
ドイツ製ワゴンの有力な対抗馬 ボルボV90 T8(1) 9年目も美しい容姿 プレミアムな内装
AUTOCAR JAPAN
【台湾】7人乗りSUV! インフィニティ「QX60」 「3.5L V6から2.0L VCターボ」に! 何が変わった? 台湾で乗った印象とは【試乗記】
【台湾】7人乗りSUV! インフィニティ「QX60」 「3.5L V6から2.0L VCターボ」に! 何が変わった? 台湾で乗った印象とは【試乗記】
くるまのニュース
「ロータリーエンジンのための専用設計」リアルスポーツとして世界を魅了し欧米で大ヒット。一方で「プアマンズ・ポルシェ」という不名誉なあだ名で呼ばれることも…。
「ロータリーエンジンのための専用設計」リアルスポーツとして世界を魅了し欧米で大ヒット。一方で「プアマンズ・ポルシェ」という不名誉なあだ名で呼ばれることも…。
月刊自家用車WEB
トヨタ新「ランドクルーザー“300”」がスゴイ! “トヨタ初”の「“盗難対策“機能」搭載! デビュー4年目の「本格SUV」にある”ギラギラ仕様“「MODELLISTA」とは
トヨタ新「ランドクルーザー“300”」がスゴイ! “トヨタ初”の「“盗難対策“機能」搭載! デビュー4年目の「本格SUV」にある”ギラギラ仕様“「MODELLISTA」とは
くるまのニュース
乗ってわかったミニの最新BEV「MINI ACEMAN SE」の長所と短所
乗ってわかったミニの最新BEV「MINI ACEMAN SE」の長所と短所
@DIME
8年目の集大成──マツダCX-5 20S Black Selection試乗記
8年目の集大成──マツダCX-5 20S Black Selection試乗記
GQ JAPAN

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村