現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ新型「ステップワゴン」わくわくゲート廃止に賛否!? 「便利or見た目」 現行型需要に影響か

ここから本文です

ホンダ新型「ステップワゴン」わくわくゲート廃止に賛否!? 「便利or見た目」 現行型需要に影響か

掲載 129
ホンダ新型「ステップワゴン」わくわくゲート廃止に賛否!? 「便利or見た目」 現行型需要に影響か

■新型「ステップワゴン」、わくわくゲート廃止でシンプルなリアに

 2022年春頃のデビューが予定されているホンダ新型「ステップワゴン」。
 
 1月7日には、ジャパンプレミアがおこなわれ、ある程度の情報が公開されてましたが、とくに現行型で特徴的な「わくわくゲート」の廃止が話題となっています。
 
 わくわくゲートの廃止で、現行型ステップワゴンの駆け込み受注などは見られるのでしょうか。

【画像】わくわくゲートは欲しい? 現行型の便利な部分を見る!(38枚)

 ステップワゴンは、1996年5月に発売された同メーカーを代表するミニバンのひとつです。

 現在では2015年4月にデビューした5代目が販売されていますが、2022年春頃には、6代目となる新型ステップワゴンが登場する予定となっています。

 新型ステップワゴンについては、2021年12月10日にティザーサイト開設、2022年1月7日にはジャパンプレミアがおこなわれるなど、順次情報が公開されている段階です。

 そんな新型ステップワゴンには、「AIR(エアー)」と「SPADA(スパーダ)」のふたつが対等なタイプとしてラインナップされており、それぞれ異なるコンセプトとなっています。

 エアーはクリーンでシンプル、スパーダはメッキ加飾を用いて上質さを重視しており、とくにフロントデザインはそうしたイメージに沿った差別化が図られています。

 一方で、リアのデザインは似たものとなっており、両車とも現行型で特徴的とされている「わくわくゲート」が廃止になるようです。

 わくわくゲートとは、縦にも横にも開閉できる現行型ステップワゴン特有のリアゲートで、縦横方向にゲートの仕切りがあるため、その見た目も個性的です。

 わくわくゲートについてSNSでは、「ステップワゴンといえば、わくわくゲート!」「わくわくゲートを見て、ステップワゴンかどうか認識してる」という声も見られ、もはや現行型ステップワゴンのシンボルのひとつといっても過言ではないでしょう。

 そんなわくわくゲートですが、1月7日のジャパンプレミアにおいてリアビューが公開されたことで、はじめて廃止されることが明らかになりました。
 
 SNSでは、「え!?わくわくゲートないの?」「わくわくゲートを手放すのはちょっとな…」「便利だったのに!」「復活の署名活動したいくらい」という投稿が見られ、わくわくゲートの廃止を嘆く人がいることがうかがえます。

 ただ、その一方で「わくわくゲートの見た目が苦手だったからノーマルになって嬉しい」「どのみち使う機会ないなーと思ってた」という声もあり、不要だと感じていた人もいるようです。

■ユーザーはわくわくしたい? 現行型の需要高騰か

 このように、新型ステップワゴンには受け継がれないわくわくゲートですが、わくわくゲートの有無に関連して、現行型の需要は変化しているのでしょうか。

 首都圏のホンダ販売店の担当者は、「わくわくゲートがなくなることを理由に、現行型を急いで購入したお客さまは実際に何名かいらっしゃいます」と話しつつ、以下のように説明を続けます。

「新型ステップワゴンについて問い合わせのお客さまの多くは、現ステップワゴンオーナーとなっており、わくわくゲートを利用したことがある人が大半です。
 
 利用したことがある人の多くは、わくわくゲートの使い勝手の良さを魅力に感じているようで、廃止となることが判明してすぐに駆け込みでの受注が数件ありました。

 現オーナーのなかには、『わくわくゲートがないなら新型には乗り換えない』と話す人も見られます」

 また、前出とは別の首都圏や関西圏のホンダ販売店でも、ここ数日で「わくわくゲートを利用したい」として、現行型の受注を受けた事例があるといいます。

 このように、販売店では駆け込み需要が見られましたが、中古車市場での需要はどうでしょうか。

 都内の中古車販売店の担当者は「以前から『わくわくゲート』を理由に、現行型ステップワゴンの中古車は、当店のなかで売れ行きの良いモデルです」としつつ、最近の需要について以下のように話します。

「当店では、新型公表からステップワゴンの受注数が大幅に伸びたというわけではありませんが、『わくわくゲートが良くて…』という理由で現行型を購入する人は見られます。

 わくわくゲートの有無を気にして現行型を購入する人は以前より増えているので、新型の影響だと感じています」

※ ※ ※

 そんな現行型ステップワゴンですが、新車の生産はすでに終了しており、現在では各販売会社の在庫から選択するのみとなっています。

 前出のホンダ販売店の担当者によると、とくにハイブリッド車の在庫はかなり少なくなっており、もし現行型ステップワゴンの新車を購入したい場合には、早めの検討が求められそうです。

こんな記事も読まれています

三菱 デリカミニ【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
三菱 デリカミニ【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
ミラーとタイヤとホイールをとことん突き詰めたら600kmオーバー! アウディEV史上最長の航続距離を実現するパッケージが登場
ミラーとタイヤとホイールをとことん突き詰めたら600kmオーバー! アウディEV史上最長の航続距離を実現するパッケージが登場
THE EV TIMES
富士スピードウェイ、WEC富士のポスター付き観戦券を4月25日から先行発売
富士スピードウェイ、WEC富士のポスター付き観戦券を4月25日から先行発売
AUTOSPORT web
2500円!? 「高速SAで寝れる」のサイコー! 車内よりも楽!? 宿泊も可能な“多賀”の新ルームとは
2500円!? 「高速SAで寝れる」のサイコー! 車内よりも楽!? 宿泊も可能な“多賀”の新ルームとは
くるまのニュース
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】混雑を避けて移動したい! 道路別・渋滞予測まとめ
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】混雑を避けて移動したい! 道路別・渋滞予測まとめ
くるくら
超レトロな「新型スポーツカー」登場へ 6速MT×丸目4灯がカッコイイ! 光岡新型「M55」25年にデビュー 旧車デザインに込められた“意味”とは
超レトロな「新型スポーツカー」登場へ 6速MT×丸目4灯がカッコイイ! 光岡新型「M55」25年にデビュー 旧車デザインに込められた“意味”とは
くるまのニュース
およそ2000万円! アキュラ「NSX-T」は6速MTでも予想より1000万円以上安い値段で落札されました
およそ2000万円! アキュラ「NSX-T」は6速MTでも予想より1000万円以上安い値段で落札されました
Auto Messe Web
焚き火の火おこしや空気入れに便利!「ポケットブロワー」がカルテックから発売
焚き火の火おこしや空気入れに便利!「ポケットブロワー」がカルテックから発売
バイクブロス
契約延長目指すバスティアニーニ、アメリカズGP表彰台は「彼にとって重要」とダッリーニャ褒める
契約延長目指すバスティアニーニ、アメリカズGP表彰台は「彼にとって重要」とダッリーニャ褒める
motorsport.com 日本版
メルセデス・ベンツ、GLCクーペにプラグインハイブリッドモデル「GLC 350 e 4MATIC Coupe Sports Edition Star」を追加
メルセデス・ベンツ、GLCクーペにプラグインハイブリッドモデル「GLC 350 e 4MATIC Coupe Sports Edition Star」を追加
月刊自家用車WEB
次なる中国人F1ドライバーの誕生には時間がかかると考える周冠宇。企業らの関わりが必要だと主張、ホンダの育成にも注目
次なる中国人F1ドライバーの誕生には時間がかかると考える周冠宇。企業らの関わりが必要だと主張、ホンダの育成にも注目
AUTOSPORT web
【中古Eクラス】新車価格の高騰やSUVブームにもかかわらず高人気な優等生メルセデス・ベンツ Eクラスのエステート
【中古Eクラス】新車価格の高騰やSUVブームにもかかわらず高人気な優等生メルセデス・ベンツ Eクラスのエステート
AutoBild Japan
働くクルマもオシャレに特別に ホンダNバン一部改良と特別仕様車 安全性と使い勝手向上へ
働くクルマもオシャレに特別に ホンダNバン一部改良と特別仕様車 安全性と使い勝手向上へ
AUTOCAR JAPAN
WRCに最強の「セリカ」が参戦! ホモロゲーションモデルとして登場したトヨタ「セリカGT-FOUR RC」とは
WRCに最強の「セリカ」が参戦! ホモロゲーションモデルとして登場したトヨタ「セリカGT-FOUR RC」とは
バイクのニュース
SHOEIヘルメットにビルトイン可能! バイク用インカムの新製品
SHOEIヘルメットにビルトイン可能! バイク用インカムの新製品
バイクのニュース
フェルスタッペン、アメリカでの3戦で使用するスペシャルヘルメットを発表。ライトブルー基調に
フェルスタッペン、アメリカでの3戦で使用するスペシャルヘルメットを発表。ライトブルー基調に
AUTOSPORT web
テスラ モデル 3、新グレード「パフォーマンス」を追加…最高速度262km/h
テスラ モデル 3、新グレード「パフォーマンス」を追加…最高速度262km/h
レスポンス
ハコスカなんて偏平率82%よ! 昭和の時代は薄っぺらいタイヤが履けなかったって知ってた?
ハコスカなんて偏平率82%よ! 昭和の時代は薄っぺらいタイヤが履けなかったって知ってた?
ベストカーWeb

みんなのコメント

129件
  • ドキドキゲート落ちてきて首骨折した女性がいたね。
  • 結局ホンダはやらない理由ばっかりなんだよな
    大企業病かな
    構造的に厳しいなら少しずつ改良して、デザインが不評ならマイナーチェンジしながら良いデザインに変えていけばいいじゃないの
    それをやらずに売れないのは客が悪いとでも言わんばかりの最近のホンダには辟易する
    ホンダ好きだったのにな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

305.4346.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.7534.9万円

中古車を検索
ステップワゴンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

305.4346.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.7534.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村