コロナウイルス感染対策 相次ぐ公開延期
text:Kumiko Kato(加藤久美子)
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新型コロナウイルス感染対策として、新作映画の公開延期の発表が相次いでいる。
先週は4月10日に公開を予定していた「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」(原題:007 NO TIME TO DIE)の延期が発表されて、多くの007ファン、アストン マーティンファンを落胆させた。
新作007では、DB5、V8ヴァンテージ、DBSスーパーレッジェーラ、ヴァルハラとこれまでにない台数のアストン マーティンが登場するとあってアストンファンにとっても非常に楽しみな映画だった。
なお、「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」では3月5日に公開延期が発表され、3月11日に日本での配給会社である東宝東和から日本での公開が2020年11月20日であると発表された。
他にコロナ対策として延期が発表された主な映画は以下となる。
「ムーラン」(4月17日公開→5月22日公開)
「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」(3月27日公開→初夏公開)
「ドクター・ドリトル」(3月20日公開→公開日未定)
「ソニック・ザ・ムービー」(3月27日公開→公開日未定)
「ピーター・ラビット2 バーナバスの誘惑」(5月22日公開→2020年公開予定)
「クワイエット・プレイス PART II」(5月8日公開→公開日未定)
……そして。予想はされていたが、衝撃的なニュースが13日未明に入ってきた。
Fast & Furiousシリーズ9作目となる「F9:The Fast Saga」(邦題:ワイルド・スピード・ジェットブレイク)の公開延期が発表されたのだ。
「映画公開日の変更を伝えることは非常につらい」
日本時間の13日未明にF9公式SNSにて、ワイスピ・ファミリーの長であるドミニク(ヴィン・ディーゼル)から延期に関するメッセージが発表されている。
「世界中のワイルド・スピードを愛するファミリーの皆さまへ。わたしたちはこのシリーズの最新作へ抱く愛と期待を十分に感じております」
「だからこそ、わたしたちは最新作公開の延期を発表することに対して非常に心を痛めております。世界中のファンの皆さまが最新作を5月に観ることはかなわないことが明白となりました」
「わたしたちは全世界での公開を2021年4月まで延期し、北米での公開日を同年4月2日に変更することに決定いたしました」
「公開が先延ばしになったことに対しての失望も理解できますが、これは世界中のファンの皆さまの安全を確保することに対する最良な決断だと信じます」
「延期することで世界中のファンの皆さまが一緒に新しいチャプターを体験することが可能になるでしょう。また来年の春、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。愛を込めて。あなたのファミリーより」
北米での公開は2021年4月2日 日本はいつ?
日本での公開日はまだ発表されていない。
いっぽう、当初は米国が2020年5月22日、日本が同29日だったことを考えると2021年4月9日頃の公開が予想される。
公開延期の発表を受けて全世界のFFファミリーは悲しみのどん底にある模様。
「延期じゃなくてDVDを発売して欲しい!」
「1年先だなんて、途方もなく遠い。何を楽しみに生きていけばいいのか……」
などなど。SNSでは悲しみの絶叫が広がっている。
WHOによるパンデミック宣言もあり、この状況では仕方ない。楽しみが先に延びたと思って乗り越えるしかない。
しかし、数々の新作映画の公開が延期されているいっぽうで、現在上映されている映画の公開が少し延長されている嬉しい事実もある。
1月10日に日本で公開された「フォードVSフェラーリ」も当初は2月末頃に公開を終了する劇場が多かったが、延長する劇場が増えている。
若き頃のリー・アイアコッカやマクラーレン、エンツォ・フェラーリなども登場するストーリーは非常に興味深く、レースシーンの迫力にも圧倒される。
まだ観ていない人はぜひこの機会に映画館に足を運んでみて欲しい。
また、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など往年の名画が再上映される劇場も増えつつある。TVの画面でしか見たことがない映画をスクリーンで見る貴重な機会が増えるのは楽しみでもある。
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みんなのコメント
ホンマ腹立つなぁ~中国人!