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レースに出なくても買い! 走りを楽しむならヤリス「カップカー」が最高だった

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レースに出なくても買い! 走りを楽しむならヤリス「カップカー」が最高だった

いよいよスタートするワンメイクレースとその競技車両

 少々旧聞となるが、昨年(2020年)12月に「TRA(トヨタ・レースカーズ・アソシエーション)」が今シーズンからのナンバー付のヤリスによるワンメイクレースである「ヤリスカップ」の開始と、そのベース車となる「ヤリスカップカー」を発表した。2021年6月5日(土)の初戦を前に、その競技車両について紹介したい。

ヤリス登場でさらに加熱! いま「ナンバー付き」レースが人気なワケ

人気だったヴィッツレースが前身

 まず、ヤリスカップは日本初のJAF公認ナンバー付車両によるスプリントのワンメイクレースとして2000年に始まった「トヨタガズーレーシング・ネッツカップ・ヴィッツレース(以下ヴィッツレース)」を、ヴィッツが後継車となるヤリスにフルモデルチェンジされたことに伴いリニューアルしたものである。

 ヴィッツレースはベース車に工場出荷状態からロールバーなどが組み込まれたヴィッツを使い、決められた部分のみ指定部品に交換できるというもので、改造範囲は非常に狭かった。また参戦車両が普段も使えるナンバー付のヴィッツということもあり、比較的ローコストながらドライバーのテクニックの差を中心とした接戦のレースが多く、そのような理由から非常に多くのエントラントを集めたレースだった。

カップカーとライセンスさえあれば誰でも参加可

 ヤリスカップもレースとしてはヴィッツレースを踏襲したものとなっており、ヤリスカップのベース車となるヤリスカップカーは1.5Lガソリンエンジンを搭載するヤリス(ベースはベーシックなXグレードと思われる)に、

●レースに必要な装備の追加・サイドバー付6点式ロールケージ・15mmローダウンされた専用サスペンション(リアは14段階の減衰力調整機能付)・エンジンオイルクーラー・前後の牽引フック・6点式シートベルト・専用フロアマット

●レースに不要な装備の省略・オーディオレス化・ホイールは14インチのホイールキャップ無しのスチールホイール

といった架装が行なわれており、ドライバーはA級ライセンスの取得と練習、クルマはレギュレーションに沿いタイヤ&ホイール、ブレーキパッド、バケットシートに代表される比較的小さな変更を加えれば、レースに参戦できるというものである。

意外とリーズナブルな車両価格

 価格は6速MT/217万1100円、CVT/238万100円と、架装内容と公式なレースに出られる資格を持ったベース車という点を考えるとリーズナブルである。

 ヤリスやコンパクトカーでスポーツ走行をしたいと考えているのであれば、ヤリスカップに出る予定がなくとも、クルマはヤリスカップカーを選んでおけば間違いないかもしれない。もしそんなチャンスが訪れたときは話がスムースに進む可能性も増しそうなだけに、それだけでもヤリスカップカーを購入する価値は大きいのではないだろうか。

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