もくじ
ー 世界初のフライングカー 購入はウェブサイトから
ー エンジンは2基 離着陸にはスペースが必要
ー 組立てはオランダで 長年に渡るハードワークの成果
フェラーリ488ピスタ 実車画像 0-100km/h加速、2.85秒 ジュネーブ・モーターショー
世界初のフライングカー 購入はウェブサイトから
42万5000ポンド(6453万円)ほどのプライスタグを掲げる世界初の量産フライングカー、PAL-Vリバティがジュネーブ・モーターショーで公開された。
オランダを拠点とするPAL-Vでは、リバティは現行のいかなる規制にも完全に合致しており、「航空と移動の歴史にとって重要な瞬間」を表す存在だと話す。最初のデリバリーは来年を予定している。
この空飛ぶクルマは、リバティ・パイオニア・エディションとして、税別49万9000ユーロ/59万9000ドル(約6589万円)でPAL-Vのウェブサイトから購入することができる。この価格には飛行訓練費用、パワー・ヒーティングとパーソナライゼーションと呼ばれるオプションが含まれている。
販売されるのは90台のみで、約半数が欧州の顧客向けに納入される。そしてこのデリバリーが完了したあとには、リバティ・スポーツの納入が開始される予定だ。
リバティ・スポーツはPAL-Vのウェブサイトで税別29万9000ユーロ/39万9000ドル(約4389万円)で販売されている。
このモデルではパイオニア・エディションほどのパーソナライゼーションを行うことはできないが、価格には飛行訓練コストと、パワー・ヒーティングとカーボンファイバー部品などのオプションが含まれている。
エンジンは2基 離着陸にはスペースが必要
リバティには3つの車輪と、折り畳み可能なローターブレードがルーフに備わる。これは実質的にはふたつのエンジンをもつジャイロコプターであり、そのロータックス製エンジンをベースにした推進機構には、走行用エンジンと飛行用エンジンがそれぞれ1基ずつ搭載されている。浮上用の大型ローターがボディの上部に、エンジンからのパワーを受けて推進力を発揮するブレードがリアボディに設置される。
さらにストロークの短いサスペンションと、リクライニング可能なふたり乗りのコックピットが備わる。
PAL-Vによれば、走行モードから飛行モードへの切替え、またはその逆に要する時間はおよそ5~10分程度とのことだ。ローターは自動でひろげられるが、リアの推進用ブレードはドライバー自身が引きだす必要がある、2枚のローターブレードをひろげ、推進用のプロペラを引き出せば、飛行準備完了だ。
飛行にはライセンスが必要となる。そして、どこでも離陸/着陸ができるわけではない。PAL-Vによれば、リバティの離陸には障害物のないおよそ90~200m×200mのスペースが必要とのことだ。小型の飛行場や、ヘリポート、グライダーやウルトラライトプレーン向けサイトなどがその候補地になるとPAL-Vでは話している。
組立てはオランダで 長年に渡るハードワークの成果
メーカーによれば、飛行中のリバティが発する騒音は固定翼をもつ小型機同等であり、ヘリコプターに比べれば「非常に静か」とのことだ。
走行モードでは、100psのエンジンにより最高速度は161km/h、0-100km/h加速は9.0秒となる。燃費は11.0km/ℓ、走行可能距離は1315kmに達する。
飛行モードでは、リバティで到達できる最高高度は3500mとなり、200psの飛行用エンジンによって最高速度180km/h、飛行可能距離は499kmを確保している。
リバティの組み立てはオランダで行われるが、いくつかのパーツやシステムはオランダ以外の国で生産される。
PAL-Vはイタリアのデザイン企業とも協力してこのモデルの開発を行い、2009年と2012年にはコンセプトモデルでのテストプログラムを成功させている。
PAL-VのCEOであるロベルト・ディンゲマンスは「長年にわたるハードワークによって、技術的、品質的な難問をクリアし、われわれのチームはついに世界中の規制当局によって定められた現行の安全基準に合致した、革新的なフライングカーを作り出すことに成功しました」と語っている。
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