レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、チームの老朽化した風洞と実走行データの相関が取れないことが苦戦の原因だと語ったが、ドライバーのマックス・フェルスタッペンはもっとも問題は根深いと見ているようだ。
レッドブルの今季マシンであるRB21はマシンバランスが難しく、トップのマクラーレンよりもタイヤの摩耗が激しいという弱点を抱えている。
■苦戦レッドブルの足枷は、F1最古の風洞? ホーナー代表「ふたつの時計で時間を測っているようなもの」
フェルスタッペンは開幕2戦でのダメージをなんとか最小限に抑え、第3戦日本GPではポールトゥウィンを達成した。しかし第4戦バーレーンGPは、これまでのレースと比べて高温で摩耗が激しく、リヤタイヤに厳しいコースで大苦戦。RB21の弱点が露呈し、6位が精一杯だった。
その後、チーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、レッドブルが昨年マクラーレンに対してコンストラクターズランキングのリードを守ることができなかったのと同様の技術的な問題にまだ苦しんでいることを認めた。
ホーナー代表は、その原因として風洞の老朽化による実走行データとの相関性の不一致を挙げた。レッドブルはファクトリーのあるミルトンキーンズに新しい風洞を建設中だが、稼働は早くても2026年、効果を発揮するのは2027年以降になりそうだ。
フェルスタッペンは、風洞の問題は解決していないことを認めつつも、チームは2022年と2023年にもこの風洞で成功を収めており、インフラにすべての矛先を向けることはできないと指摘した。
フェルスタッペンはmotorsport.comなどオランダのメディアに対し、「もちろん、(今の風洞に)完全に満足しているわけではないし、新しい風洞に取り組んでいるところだ」と語った。
「それには時間がかかる。でも僕たちはすでにそれは承知していたことだ。今シーズンに始まったことではない。僕たちは2023年にも、風洞で特定のことを検知できなかったことがあるんだ」
「でもチームにはその経験がある。だから彼らはどの方向に開発すべきかを知っているんだ。唯一の問題は、細かいディティールを完璧にできないことだ。でも、2022年と2023年にはうまくいったし、2021年には異なるレギュレーションのもとでいいクルマができた。だから、すべてを(風洞の)せいにするつもりはない」
現在のチームの苦境により、レギュレーションが変更される2026年に向けた展望を悲観的なモノにさせているのかと尋ねると、彼は否定した。
「まったく別のクルマになるから、比べることはできないよ。突然、別のチームがすべてうまくいくかもしれないしね」
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