「色見切り」「部品見切り」とは
トヨタ・カムリに追加された新グレード、カムリWSの実車を撮影してきた。車両は、まるでコンバーチブルのように見えるツートーン仕様である。
注目はCピラーの塗り分け。ひとつの外装パーツをわざわざ2色に塗り分けているのだ。
ツートーンを作るときは、異なる色のパーツを組み合わせたり、樹脂ガーニッシュを用いるのが一般的だ。前者を「部品見切り」という。
しかしカムリWSでは、「色見切り」を選んだ。セダンとしては世界初だという。
塗り分けのためには、まず外装色(撮影車両の場合、ダークブルーマイカ)を塗り、そのうえで人の手でマスキングを施してから黒い部分(アティテュードブラックマイカ)を塗装することになる。
塗り分けは、リアドアを開いたときに見える開口部にまでおよんでいた。
当然のことながら製造現場は「部品見切り」を望む。しかし、ルーフの黒塗装だけでは実現できない視覚的な低重心化を狙い、キャビン上部はブラックアウトしたい。そのために、リアピラーを「色見切り」にする “手間” を惜しまなかったのだ。
カムリWS ここも違う
カムリWSでは、このほかにもフロント、サイド、リア、さらにはインテリアをスポーティなデザインにしたほか、走行性能に関わる変更も適用。ショックアブソーバーのバルブ特性を調律することで、乗り心地を変えずに、欧州車のようなライントレース性能を目指した。
またパドルシフトを装備。ハイブリッド車ながら、指先の操作で素早いシフトチェンジを楽しめるようになった。
さらに、カムリWSの日本導入にあたり、プレミアム・スピーカー・ブランド、JBLによる「JBLプレミアム・サウンドシステム(9スピーカー)」をメーカーオプションとして設定している。
アッパーボディの開発初期段階からJBL by HARMANのメンバーが関わることで、理想とする音質を確保。運転席に座り視聴してきたが、オーディオルームでステレオを聴いているような心地良い時間を過ごせた。
とくに低音はクルマのフロア前方から響いてくるのだが、ウーハー自体は後部に設置。前方から響いてくるような作り込みを、国内専用チューニングによって実現している。Aピラーのツィーターに仕込まれた「JBL」のロゴは自慢のタネになりそうだ。
カムリWSの価格は、367万2000円~434万1600円。
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