魅力的なエクステリアを完成している1台
2025年2月27日~28日にRMサザビーズがアメリカ・マイアミで開催したオークションに、ポルシェ「911ターボ フラットノーズ カブリオレ」が出品されました。オークションに登場したのは、総生産台数618台のアメリカ仕様のなかの1台。個性的なボディカラーは、メルセデス・ベンツ・ダイヤモンドブルー・メタリックと呼ばれる世界に1台しかないモデルでした。
事故車でも驚きの4000万円オーバー! スーパーカーライトを採用したポルシェ「911ターボ フラッハバウ」はオリジナル希少カラーだと高値になる!
レーシングモデル「935」の影響でオプション設定された
ポルシェ 911ターボ フラットノーズは、1970年代半ばにFIAグループ5のホモロゲーションモデルとして開発された。世界中のサーキットでその実力をライバルに見せつけたファクトリーレーシングカー「935」へのオマージュであったといってもよいだろう。
935の成功を受けて、ポルシェにはロードゴーイング仕様の生産を望む声が殺到。それに応えてポルシェのエクスクルーシブ・マヌファクトゥール・プログラム(ポルシェのファンにとっては、ゾンダーヴンシュ=特別なリクエストという言葉でもお馴染みだ)は、ポルシェ911ターボ用のオプションパッケージを用意した。
ルーバー状のスチール製フロントフェンダーはボンネットと同じ高さに作られ、リトラクタブルヘッドランプが装着された。ロッカーパネルは箱型となり、ワイド化されたリアクオーターパネルに合わせて延長。サイドストレーキ付きの新しいブレーキ冷却用ベントと、オイル冷却用の電動ファンを備えていた。両端にはワイドなホイールとタイヤが装着された。
セレブに愛されたモデルのひとつ
実際にこの935にインスパイアされた911ターボ フラットノーズは、1981年からヨーロッパ市場においてオプションとして提供されるようになる。それから数カ月も経たないうちに、ポルシェにはフラットノーズを望むカスタマーのあふれかえるばかりのリクエストが届けられた。
そして1987年には、それまで提供されていなかったアメリカ仕様にも、M505のオプションコードを持つフラットノーズパッケージが新設定され、1989年にかけて618台が生産された記録が残っている。
618台の911ターボ フラットノーズの多くは、映画スターやスポーツ選手に象徴されるセレブリティの手に渡ることになる。NBAの伝説的プレーヤー、マイケル・ジョーダンでさえ、このフラットノーズフィーバーに巻き込まれたひとり。彼を映した写真のなかには、プライベートジェットから降りて、グランプリ・ホワイトの911ターボ フラットノーズに乗り込み、助手席にはNBA優勝トロフィーをきちんと収めた姿を捉えたものもある。
希少なカブリオレの中で1台だけメルセデス・ベンツのボディカラーを採用
今回RMサザビーズのマイアミオークションに出品された911ターボ フラットノーズ カブリオレは、618台のアメリカ仕様の中の1台。ボディがラグジュアリーかつ流麗で、さらに1989年モデルでは50台しか存在しないカブリオレであることも注目のポイントだ。個性的なボディカラーは、メルセデス・ベンツ・ダイヤモンドブルー・メタリックと呼ばれる。
それにカラーコーディネイトされたフックス製のホイールとダークブルーのトップが、じつに魅力的なエクステリアを完成している。ちなみにこのボディカラーを持つ911ターボ フラットノーズ カブリオレのアメリカ仕様はこの1台のみ。ミッションは人気の5速MT、リミテッドスリップデフやスポーツシート、高級なオーディオや追加アンプも工場出荷時から装備されていたものだ。
フロリダに新車でデリバリーされたこのモデルは、カーファックスレポートの記録によれば、2004年までアメリカの東海岸に留まった。その後アリゾナ、ルイジアナ、カリフォルニアを経て、2018年にはポルシェ愛好家のトッド・ブルー氏のコレクションに入った。現在までの走行距離はわずか3万6370km。フラットノーズの911ターボを探していたファンには、まさにこれ以上はないコンディションの1台とRMサザビーズは保証する。オーナーズマニュアル等のドキュメントも、もちろん一式が付属する。
40万ドル~60万ドル(邦貨換算約5960万円~8945万円)の予想落札価格を掲げて始まった911ターボ フラットノーズ カブリオレのオークションは、そのレンジに入るとやや入札の勢いが衰え、結果的には42万8500ドル(邦貨換算約6390万円)という価格で終了した。ここ最近オークションシーンに多く姿を現す、ポルシェ911ターボ フラットノーズ。2024年夏に開催されたRMサザビーズのモントレーオークションでは、クーペ仕様が29万1000ドル(邦貨換算約4255万円)で落札されている。その人気はこれからも徐々に高まっていきそうな気配だ。
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