レッドブルはエミリア・ロマーニャGPで投入したアップデートで2025年マシンRB21のパフォーマンスを改善したが、マックス・フェルスタッペンは今週末のモナコGPで調子を継続するのは難しいと考えている。
1週間前のイモラでポールポジションこそ逃したフェルスタッペンだったが、決勝スタートでポールシッターのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を抜き去りレースを支配。タイヤマネジメントがしやすくなったRB21を武器に危なげなく今季2勝目を掴んだ。
■角田裕毅、イモラでのクラッシュが響きモナコは旧フロアに「自分のせいです」——レッドブルのセットアップ感度にも驚き
イモラでは最も柔らかいC6コンパウンドがソフトタイヤとして初投入。ミディアムタイヤにC5、ハードタイヤにC4が選ばれた。モナコGPでも同様のタイヤセットが持ち込まれるが、モンテカルロ市街地サーキットのタイトでツイスティなコース特性上、タイヤ摩耗はさほど気にならないはずだ。
しかしフェルスタッペンは、縁石やバンプを乗り越える際にRB21が跳ねる問題をまだ抱えており、さらに得意の高速コーナーが少ないため、マクラーレンなどのライバル勢に水を空けられることになるのではないかと懸念している。
「イモラではマシンに何が必要なのか、良いアイデアが得られた。ただ、ここはかなり異なるサーキットだ。あちこちで跳ねまくるだろうから、イモラみたいなマシンセットアップはできない」
フェルスタッペンは木曜日、motorsport.comを含むオランダ語メディアにそう語った。
「このコースはまだ僕らにとって最適ではない。それはみんな分かっていると思う。今季は高速コーナーのあるサーキットに行けば競争力を発揮できていることが分かるはずだ。それ以外はかなり難しいんだ」
「イモラを見てみると、あのコースではやっぱり低速コーナーが得意ではなかったことが分かる。このコースが僕らのマシンに合っていないことは分かっているし、それは今も変わらない」
レッドブルのバンプや縁石に対する弱さは昨年のモナコGPでも特に顕著だった。フェルスタッペンは予選6番手で、ポジションを上げることなくレースを終えた。
そしてフェルスタッペンはそこから1年を経て、レッドブルがこの問題において大きく前進できたとは感じていないという。
「正直なところ、昨年からあまり変わっていないと感じている」
フェルスタッペンはレッドブルの弱点についてそう語った。
「もちろん、セットアップに関しても、少なくともこのようなサーキットでもう少し走りやすいマシンにするため、まだいくつか解決策を見つけようとしている」
「現状ではなんとも言えないね」
そう語ったフェルスタッペンだが、モナコGP初日を終えた段階でレッドブルは状況を好転できたとは言い難い。フリー走行1回目こそフェラーリのシャルル・ルクレールに次ぐ2番手につけたが、フリー走行2回目ではフェラーリ勢やマクラーレン勢はおろか中団グループにも飲み込まれる10番手という結果に終わった。チームメイトの角田裕毅は、僅差の11番手だ。
このタイムがレッドブルの立ち位置をそのまま反映しているわけではないにせよ、予選日に向けて課題を残していることは確かだろう。
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