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トヨタが近々採用する、踏み間違いを防ぐ新機能がチェックする6つの要素が興味深い

ビッグデータを活用した、踏み間違いによる急加速を抑制する新機能を、トヨタが今年の夏から新型車に順次導入します。

しばしばニュースになる、特に高齢者ドライバーに多いとされるペダル踏み間違い事故ですが、駐車場など壁や障害物のある場所における低速(~15km/h)の踏み間違いは、ここ数年でかなり防止することができるようになってきました。トヨタではICS(インテリジェントクリアランスソナー)と呼ばれる機能で、今は同社の8割強の新車に装着され、上のようなケースでは7割近い事故低減効果を生んでいるのだそうです。

一方、今回発表された「急アクセル時加速抑制機能」は主に路上を走行中、つまり前や後ろに壁のような障害物のないシチュエーションでの踏み間違いを防止するもの。データ通信機(DCM)を搭載しているクルマから集めたビッグデータを分析して、“どういうシチュエーションだと踏み間違いなのか?”を判別するアルゴリズムを研究したのだそうです。そこで導き出されたのが…

・車速(低速/中高速)
・ペダルを踏む速度(急/緩)
・ペダルの踏み込み量(大/小)
・坂道かそれ以外か?
・直前にブレーキを操作したか?
・ウインカー作動中や直後か?

という6つの項目。既存の車載機器で読み取れるこれらの要素をフローチャートでチェックすることで、ほぼ「踏み間違いだ!」とわかるんだとか。詳しくは図をご覧ください。

この判断システムはセンサーなどの追加デバイスを必要としないので、ローコストかつスピーディーに新型車に採り入れられるというメリットも大きいんだとか。ちなみにトヨタはこの知見を公開することで、他メーカーも役立ててほしいと考えているそうです。

また、今回の発表では、先進安全システムのTSS(トヨタセーフティセンス)の次世代版などについても簡単な頭出しが行われました。

まず、この夏発表される「ヤリス」には、交差点における対向車や歩行者&自転車との事故を抑制する機能や、シフト操作のみで慣れれば40秒程度で停められる高機能な駐車支援システムが採用されます。

さらに、トヨタ車に標準搭載される次世代のTSSも今年中に登場。「レクサス LS」も採用した3つの機能が追加されます。

・路上の歩行者を避けるハンドル操作をサポートする機能
・ドライバーに異常があった時に、停止や通報を行う機能
・きついカーブやトンネル内でも途切れにくいレーンキープ機能

というわけで、多くは高額なハードウエアはそれほど追加せず、AIをうまく組み合わせてコストを抑え、普及率を上げることに重点が置かれたトヨタの戦略が見えてきました。

もちろん、他社で実用化された高精度地図を使ったハンズオフ機能のような近未来を感じさせるデバイスも鋭意開発中とのことですが、乗用車の自動運転はまだ先になりそうという見方が多い中、交通事故=ヒューマンエラーを減らすための地道なアプローチとして注目されそうですね。

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