F1第5戦サウジアラビアGPで7位となったフェラーリのルイス・ハミルトンは、まだマシンを手懐けきれていないことにガッカリしている様子だった。
ハミルトンは3月の第2戦中国GPスプリントレースで勝利したものの、その後は苦戦。長年を過ごしてきたメルセデスから、フェラーリのマシンへの乗り換えで苦労が続いている。
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サウジアラビアGPではチームメイトのシャルル・ルクレールが3位となっているだけに、7位に終わったハミルトンとしても納得できていないようだ。
サウジアラビアGPを経て何かプラスになったことはあるかとレース後に訊かれたハミルトンは「いいや、1秒も(快適だった時間は)なかった」と答えている。
そしてハミルトンは、チームメイトがパフォーマンスを発揮していることもあり、マシンのせいにはできないとSky F1に語った。
「まあ、このクルマは明らかに3番手になれる能力があるわけで、シャルルも今日は素晴らしい仕事をしていた。だから僕もマシンのせいにはできないよ」
自分だけ苦戦してしまっている理由について訊かれたハミルトンは、シンプルに「分からない」とだけ答えるに留めていた。
なおフェラーリのフレデリック・バスール代表は、ハミルトンが新しいチームへの適応に苦戦している可能性を認めた。
「ルイスとはまだ話していないが、調子の上下が少しあった。常にペースが落ちていたわけではないが、彼とまず話をしてみるつもりだ」
「問題は無い。マシンへの自信、そして彼自身の全く新しい所での自信という点もある。今週末、金曜日に長く走らずバランスに少し苦しんでいたのはあったが、様子を見てみよう」
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みんなのコメント
チームメイトに負けても「マシンが自分向きでないから」みたいな言い訳するような連中とは違うね。