8月に入り、2023年鈴鹿8耐のレースウイーク直前となりました。7月31日と8月1日に搬入が行われ、2日はテストデー。6月と7月のテストに参加しなかったチームも初めて鈴鹿を走っていました。
そんな鈴鹿サーキットのピットレーンやパドック、コース上で見つけたトピックスを、お届けします。
【鈴鹿8耐ブログ】メカもの特集2023 Team HRC ホンダCBR1000RR-R編/“ヘンタイ”カメラマン現地情報
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水曜日はパドック側の搬入はほぼ終わりましたが、グランドスタンド裏の搬入はまだ続いていました。
多くのファンは金曜日から来場するので、オフィシャルショップやステージなどが組み立てられていました。
コースでは走行開始! 同一チームから全4戦を戦う唯一の日本人ライダーの渡辺一樹選手(Team Kawasaki Webike Trickstar)です。今年初の日本でのレースがこの鈴鹿8耐です。
イベントやテストでは何度か鈴鹿サーキットを走っていましたが、全日本ロードレース選手権から追いかけていたファンの方は今週末が待ち遠しかったことでしょう。カワサキに戻ってきたことも嬉しい方は多いのではないでしょうか。
中島陽向選手(Team BIZENSEIKI KirimotoTechno Works)はツナギをおろしたてなのか、レーシングライダー恒例の儀式をしていました。
そのほか、世界選手権にふさわしいライダーを紹介します。まずはルーカス・マヒアス選手(KM 99)。スーパーバイク世界選手権(SBK)やMoto2などを経験したライダーです。会いたかった方も多いのでは?
ジェフロイ・デハーイェ選手。フル参戦チームのMotobox Kremer Racing #65 By Favorite Factoryのライダーです。
そして、ニールの息子、タラン・マッケンジー選手。今回はF.C.C. TSR Honda Franceからジョシュ・フック選手の代役で参戦します。
先週末のスーパースポーツ世界選手権(WSS)終わりに、SNSなどで日本に来ることを知ったファンたちがTSRで走るんだろうと噂していましたが、その通りになりましたね。
しかし、正確にはTeam HRC with 日本郵便のリザーブライダーであり、F.C.C. TSR Honda Franceから参戦のために来日したわけではありません。そのため、HRCのライダーが怪我をするとマッケンジーがHRCに戻り、TSRホンダは2名での参戦になる可能性もあるのです。
S-PULSE DREAM RACING-ITECのマルセル・シュロッター選手。先月のテストで取材したこともあり覚えてくれたようで、ピースをいただきました。レーシングスーツもチームカラーのものになりました。渥美心選手、ジョシュ・ウォータース選手もオレンジのツナギを新調されていました。
AutoRace Ube Racing Teamのダン・リンフット選手とハフィス・シャーリン選手です。シャーリン選手は首の一部を骨折したこともありSBKを欠場していましたが、鈴鹿8耐には間に合ったようです。
Team Kawasaki Webike Trickstarのグレゴリー・ルブラン選手です。ランディ・ド・プニエ選手といると、いつも渋くてカッコいい雰囲気になります。チームカラーが黒ベースのライムグリーンだから余計に大人っぽく見えます。
ちなみにKWTのチームスタッフや渡辺一樹選手は彼を『グレッグ』と呼ぶので、ヨシムラSERT Motulのグレッグ・ブラック選手を思い浮かべてしまいます。もちろんグレッグ・ブラック選手も『グレッグ』と呼びます。スパ24時間を取材した際、ふたりが近い位置にいて、どちらを呼んでいるんだろう? という場面もありました。
そんなグレッグ・ブラック選手とエティエンヌ・マッソン選手です。ヨシムラSERT Motulのライダーはすごく仲が良くて、息もぴったりです。
ピットでライダーの顔を撮影した後、コースサイドに向かいます。セッション終了後はメディアセンターに戻る道中のため、最終コーナーを通ることが多いのですが、ピットインの際もカメラを向けてみます。
よくポーズをとってくれるのが世界選手権経験ライダーです。今回は渥美心選手と渡辺一樹選手がシャッターチャンスをくれました。(カメラを向けているのが、EWCを取材している自分だからかもしれませんが……)
そのままピットレーンに向かうとピット作業の練習が始まります。これはTeam HRC with 日本郵便の長島哲太選手が帰ってきたときの様子です。
長島哲太選手のニューヘルメットだそうです。多きな違いがわからないので調査しておきます。
カレル・ハニカ選手(YART YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC)はこの日から鈴鹿8耐スペシャルヘルメットを被って走行。日本らしいデザインが取り入れられており、後ろにはポケモンのピカチュウもいます。
全面公開していまうとレースウイークの楽しみがなくなってしまうので、写真2枚のみにしておきます。前と横のデザインは是非現地か中継で確認してください。
KM 99のフロリアン・マリノ選手のレーシングスーツです。キャメルバッグのところに『闘魂』の文字が。普段からこのレーシングスーツなのですが、なぜ漢字をいれているのか調査が必要ですね。
チャビ・ビエルゲ選手です。ファンからうちわのプレゼントをもらい喜んでいるところです。
テスト後に行われたHRCの囲みインタビュー後、長島哲太選手、高橋巧選手、玉田誠監督(Honda Asia-Dream Racing with SHOWA)の談笑の様子です。ホンダ勢はチームが別でも仲が良い光景が多く見られます。
複数のチームの取材後にメディアセンターに戻ろうとしたら津田拓也選手が「小ネタ集まってますか?」と声をかけてくれました。
ということで、そんな津田選手とNSTクラス優勝候補のAKENO SPEEDのライダーたちも取り上げましょう。このレースウイークに入る前に一緒に琵琶湖を自転車で一周するなど、鈴鹿8耐のためのトレーニングをされていました。
鈴鹿8耐は気温30度を超える真夏に革のレーシングスーツを着て1時間ほど走る体力が必要です。自転車トレーニングも真夏のバイクレースも、簡単にマネできません。彼らがアスリートである証拠ですね。
それではトピックス第3回もお楽しみに。
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