オフロードのスーパーカー。すべてに機能の裏付けがある
ラングラーを「本格ヨンク」と呼ばずして何をそう呼ぶのか。このクルマはその中心にある。それではラングラーはなぜ今日人気になっているのか。理由は4ドアを有するアンリミテッドの登場にある。実用性を向上させたことで、マニア向けの扉は開放された。
ジープの原点であるウィリスMBをオマージュしたジープ・ラングラーの特別仕様車が日本上陸
4ドアになったのは2007年のJK型から。現行のJL型(2018年登場)でも踏襲し、大ヒットをおさめている。当然、リアの居住性を高め、荷物も積みやすくしている。乗り心地もそう。どちらも前後コイルリジットだが、バネレートを替えるなどして向上を図っている。
もちろんラングラーは、本格クロカンとしての魅力が満載である。まずはスタイリングだ。前後のオーバーハングを短くし、アプローチ&ディパーチャーアングルを稼いでいる。ランプオーバーアングルもそう。フェンダーが外側に飛び出しているのはタイヤ交換をしやすくするため。背面タイヤなのも取り出しやすいことからそうなった。
個性的なのはボンネットの開け方だ。車内にロックを外すレバーはなく、ゴムバンドを外すだけ。しかも、ボンネットはフロントガラスに当たるまで開くから驚く。もちろんこれも修理のしやすさのため。エンジンに手を入れるのもそうだし、ボンネット自体を交換するのも苦にならない。始祖となるウィリスMA/MB型時代はキャブレターやファンベルト、ウォーターポンプやプラグ交換などを自らやることが多かったことを鑑みると、理想的なボンネットの開き方となる。
四駆システムについてはいまさら多くを語るまでもないだろう。セレクトラックフルタイム4×4システムが搭載される。2WDから4WDローレンジまで展開するシステムだ。雨の日などは「4H AUTO」といったフルタイム4WDが使えるのが便利。でもってこれをルビコン用に進化させたのがロックトラックフルタイム4×4システム。4WDローレンジのギア比を4対1にしたり、前後のディファレンシャルをロックしたりする機構を備える。アメリカのオフロードコースでフロントデフロックして山を登ったことがあるが、その威力はものすごかった。それを標準で備えているのだから恐れ入る。
個人的に感心したのがJL型ルビコンだけに搭載される電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム。ボタンひとつでフロントスウェイバーを切り離し、ストロークを長くする仕組みだ。タイヤが宙に浮いてしまってはどんなにトラクションをかけても前に進まない。それを熟知した開発陣が考えた秀逸なワザと言える。
ラングラーの凄さは、これまでアメリカのいろんなオフロードコースで体感してきた。その中でも思い出深いのはレイクタホにあるルビコントレイル。1996年のTJデビュー時から足を運んでいる。ジープジャンボリーでも難易度トップ1に輝くトレイルだ。ルビコンのネーミングもここが由来となる。そこでロックセクションをメインに道無き道を行く。丸一日かけて頂上でキャンプを張り、翌日も一日かけて下山する。要するにこの2日間でラングラーの実力をしっかり体験し、このクルマが良き相棒であることを理解するのだ。
現行のラインナップはエントリーモデルのアンリミテッドスポーツ/同サハラ/ルビコン、そして魅力的な装いの限定車だ。走破性はルビコンだが、どれを選んでも満足できる。自分色にカスタマイズして乗っていただきたい。
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みんなのコメント
惜しい
ランプブレークオーバーアングルですね
コトバの意味としては、傾斜路(ramp)を乗り越える(breakover)角度(angle)ですね
ブレークが無いと、意味がちょっと変わっちゃいます
ロックは土や泥と違って沈まないので、重量がデメリットになる要素が1つ減る、というのもある。