独自の車載OS『アリーン』初搭載
トヨタは、第6世代となる新型『RAV4』を発表した。大胆な新デザインと進化したパワートレイン、新世代のソフトウェアを採用している。
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日本国内では2025年度内、欧州では2026年春に発売される予定だ。価格は未定だが、現行モデルを上回ると予想されている。
外観としては、ランドクルーザーを彷彿とさせる角ばったシルエットに、分厚いホイールアーチを採用。フロントとリアに装備されるハンマーヘッド型ライトは、最新のプリウスやC-HR(第2世代)と歩調を合わせたものだ。
車内では、12.9インチのインフォテインメント・タッチスクリーンに、トヨタの新しい車載OS『アリーン(Arene)』が初めて搭載された。アリーンは、グーグルのアンドロイドやアップルのiOSと同じように、将来のトヨタ車に標準展開されるソフトウェア・プラットフォームで、新機能の開発を迅速かつ容易にするものだ。
トヨタは、アリーンによって開発効率を向上させ、新世代モデルの発売を待たずに無線ソフトウェアアップデート(OAT)で新たな安全技術などを導入できるようになると説明している。
例えば、新型RAV4の発売時には、高速道路への合流を支援する後方接近モニターなどの安全機能が搭載され、長期的には、パフォーマンス向上を実現するダウンロード用の追加パッケージなどの投入も検討されている。いずれはボタン操作1つで、GR86をイメージしたスポーティなシャシー設定や、レクサスのような乗り心地に切り替えることができるようになるかもしれない。
ハンドリング重視のGRスポーツも設定
新型RAV4は、英国ではプラグインハイブリッド(PHEV)モデルのみが販売される。仕様詳細は未発表だが、欧州では最高出力268psの前輪駆動バージョンと304psの四輪駆動バージョンが選択できるようだ。
最もパワフルな仕様で、0-100km/h加速5.8秒という性能を誇り、電気だけで最大100km走行できる(WLTP基準)。22.7kWhのバッテリーは、DC充電器で最大50kWの充電に対応し、30分で10~80%の充電が可能。AC充電器では11kWまで対応する。
欧州では、最高出力183psおよび191psのフルハイブリッド(HEV)モデルも選択可能で、前輪駆動と四輪駆動が用意される。
なお、日本国内ではPHEVとHEVの両方がラインナップされるが、出力などの詳細はまだ確認されていない。国内向けの発表によると、PHEVモデルは電気のみで150km走行可能(開発目標値)で、モーター出力が12%向上したという。HEVモデルも出力向上とダイレクトなレスポンスを実現したとのことだ。
スタイルのバリエーションとして、都会的でスタンダードな『コア(Core)』、オフロード志向を強めた『アドベンチャー(Adventure)』、そしてスポーティな『GRスポーツ(GR Sport)』の3種類が設定されている。
GRスポーツは、20インチの軽量アルミホイール、20mmワイドなトレッド、専用ダンパーと硬めのスプリング設定を採用し、ハンドリング重視のセットアップとなる。車内にはバケットタイプのスポーツシートやアルミペダルを備え、『GR』バッジが随所に配置されている。
新型RAV4は、180以上の国・地域で販売される予定だ。
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