1941年、過酷な環境下でも高い機動力と耐久性を発揮する一台の四輪駆動車から、ジープの歴史は始まった。以来85年にわたり、ジープは「Go Anywhere. Do Anything.(どこへでも行ける。何でもできる。)」という理念のもと、自由と冒険を象徴するブランドとして進化を続けてきた。
その歩みは、SUVの歴史そのものでもある。1949年には4×4システムを備えた世界初のオールスチール製ユーティリティビークル「ウィリス ワゴン」を発売。1963年には、世界初のSUVとされる「ワゴニア」を発表し、走破性と快適性を両立した新たなカテゴリーを切り拓いた。
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さらに1973年には先進的なフルタイム4×4システムを導入。1984年には、外板とフレームを一体化したユニボディ構造のSUV「チェロキー」を誕生させた。1987年にはブランドの象徴となる「ラングラー」、1993年にはプレミアムSUVという新たな価値を提示した「グランドチェロキー」を投入するなど、時代に先駆けた革新を積み重ねてきた。
85周年記念モデルの第一弾はラングラー
ジープはブランド創設85周年を記念する限定モデルの第一弾として、「ジープ ラングラー 85th アニバーサリー エディション」を発表した。2026年10月3日から全国のジープ正規ディーラーで発売され、販売台数は100台。メーカー希望小売価格は944万円(税込)である。
「ジープ ラングラー 85th アニバーサリー エディション」ブラックボディに「ブルー・アガベ」の専用デカールを組み合わせ、ラングラーの力強さに洗練されたアクセントを加えた。
ベースとなるのは、高度なオフロード性能を備えた「ラングラー アンリミテッド ルビコン」。ジープの原点である「ウィリス MB」のDNAを色濃く受け継ぐモデルに、85年間培われてきた伝統と冒険の精神を表現する数々の専用装備を与えた。
インテリアで目を引くのは、アメリカのアウトドアカルチャーから着想を得た専用プレイド(チェック)柄だ。古き良きアメリカの伝統を思わせる柄をシートとインストルメントパネルに採用し、雄大な自然やキャンプファイヤーの温もりを感じさせる空間に仕立てている。
アメリカのアウトドアカルチャーから着想を得た、専用プレイド(チェック)柄のシートとインストルメントパネル。
シートには「85th」タグ、シフトレバーには「85th」ロゴ入り専用メダリオンを装着。立体感のある織り目と耐久性を備えた専用バーバー織りフロアマットや、85周年ロゴ入りテールゲートプレートも特別感を高めている。
アウトドアギアを思わせる専用カラー
エクステリアには、使い込まれたアウトドアギアのような味わいを表現した「スチール・オキサイド」塗装の専用17インチアルミホイールを装備する。
ブラックのボディには、乾燥した大地で力強く育つアガベに由来する「ブルー・アガベ」カラーの「RUBICON」および「85th」専用デカールを組み合わせた。「RUBICON」デカールにはブロンズのアクセントも加えられ、専用「TRAIL RATED」バッジとリヤトーイングフックにもブロンズを採用。ラングラー本来の力強さに、洗練された彩りを与えている。
85周年を記念した特別コンテンツとして、ブランドアンバサダーの平野歩夢氏が出演するスペシャルムービーも公開された。平野氏が初めて購入したクルマであるラングラーへの思いや、自ら選んだ装備を備える車両の納車風景を収録。ブランドアンバサダーとしてだけでなく、一人のラングラーオーナーとしてクルマと向き合う姿を紹介している。
使い込まれたアウトドアギアを思わせる「スチール・オキサイド」塗装の専用17インチアルミホイールを装着する。「85th」ロゴ入りシフトレバー・メダリオンや専用フロアマットなど、細部にも85周年記念車ならではの装備を採用した。
85年にわたり守り続けてきたタフな走破性と、自由への揺るぎない憧れ。その歴史を現代的なカラーと素材で表現した100台限定のラングラーは、ジープの新たなアニバーサリーイヤーを象徴する一台となる。
Text:アウトビルトジャパン(Auto Bild Japan)Photo:Stellantisジャパン
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