TTサーキット・アッセンで行なわれたMotoGP第10戦オランダGPで、アプリリアのマルコ・ベッツェッキは2位フィニッシュ。終盤はトップのマルク・マルケス(ドゥカティ)を追いかけたが、抜く余裕がなかったと語った。
ベッツェッキはオランダGPでは好調で、予選はアプリリアでの自己ベスト5番手を確保。スプリントレースでは3位となっていた。
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そして決勝でも彼は引き続き好調な走りで、序盤にアレックス・マルケス(グレシーニ)やフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)をオーバーテイクしていき、2番手に浮上。トップを走るマルク・マルケスを相手に、互角の走りで食らいついた。
終盤までふたりの鍔迫り合いは続いたが、ベッツェッキは決定的なチャンスを掴めず、そのまま2位でフィニッシュした。
ベッツェッキは勝利できなかったものの、今シーズンも圧倒的な強さを見せるドゥカティ、そしてマルク・マルケスを相手に戦うことは誰にでもできることではない。彼はこの結果に非常に満足していると語った。
「素晴らしいレースだった。スタートはベストではなかったとしても、モルビデリ(フランコ・モルビデリ/VR46)をすぐに抜いて、バニャイヤとマルケス兄弟という最速ライダーたちの後ろにつくことができた」
Sky Sport MotoGPにベッツェッキはそう語った。
「それからポジションを上げていって、2番手に浮上した。マルケス・マルケスの後ろでプッシュし始めたけど、彼は本当に速かった。レース前半は彼との差をマネジメントしながら、フロントタイヤの内圧が適切なのを見つつ彼に近づこうとしていた。今週末はハードタイヤを使っていなかったから、ちょっと分からないところがあったんだ」
「レースの後半からマルクはペースを変え始めた。それで僕は少し難しい状況に追い込まれたんだ。終盤の左コーナー(ターン15)で、彼は常に僕を数メートル離していくんだ。シケインへのブレーキングで僕はかなり強さがあったけど、追い抜きを試みるのに十分な位置までは、一度も近づけなかった。できるだけ接近してプレッシャーをかけようとしたけど、マルクはミスも無かったんだ」
「そしてラスト数周では僕のタイヤが消耗してしまった。リヤタイヤが限界に来ていたんだ。それでも素晴らしい週末だったよ。土曜、そして日曜の両方で表彰台に上がれたのは随分久しぶりだし、すごくハッピーだ」
ベッツェッキはコース上で自信のあった部分は高速のセクター3だったと感じている。しかしその先の左コーナーでマルク・マルケスが強いため、抜けなかったと語った。
「セクター3で僕はかなり速かったと思うし、予選でのクアルタラロ(ファビオ・クアルタラロ/ヤマハ)を見てラインを調整したり、かなり取り組みを重ねてきた。そのおかげで速かったのは確かなんだけど、マルクに追いつくことができたのはターン15の前の方向転換だけで、そこから先の左コーナーで彼は本当に強いんだ」
「スリップストリームも合わさって、リスク無しに接近するのはすごく難しい。それで毎回数メートル離されてしまっていた。でも良いレースだったよ。バイクから最大限の力を搾ることができた」
そしてベッツェッキは、現役最多王者の真後ろでの走行から「多くのことを学べた。これがこの先役立ってくれるといいね」と締めくくった。
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