RPF1に厚溝BFグッドリッチ! APガレージ製ダンパー足まわり
マツダ「CX-8」のカスタムにおいて、ローダウンと大径ホイールを組み合わせた都会的なスタイルが主流だ。しかし、同じ方向性が増えるほど独自性を出すことは難しくなる。そこでオーナーの“Switch”さんは、あえて車高を9センチ「上げる」という選択で、人とは違うオフロードテイストの1台を作り上げた。
ヘビ柄シートにレクサスのリアを融合。片側3.5cmワイド化したマツダCX-8
「CX-8は下げる人が多い」からこそあえて車高を上げた
“Switch”さんがリフトアップ仕様を選んだ理由は明確だ。CX-8のカスタムシーンではローダウン仕様が多く見られるため、車高を上げれば少数派になり、注目を集められると考えたのだ。
単に車高を上げただけではない。大型SUVであるCX-8のボディバランスを崩さず、しっかりと迫力あるスタイルに仕上げるため、足まわりにはAPガレージ製の車高調(車高調整式サスペンション)を投入した。大径タイヤとの組み合わせによって、リフトアップスタイルに必要な力強さを手に入れている。
足元に選んだのは、ENKEI「RPF1 RS」の18×10J。以前から憧れていたという“Switch”さんにとって、このホイールはCX-8をカスタマイズするうえで、どうしても履かせたかった1本だった。
RPF1 RSといえば、軽量かつスポーティなデザインで、走りを意識したクルマとの組み合わせを思い浮かべる人も多いだろう。だからこそ、それを約9cmリフトアップしたCX-8に組み合わせるという発想が面白い。285/60サイズのBFグッドリッチを組み合わせることで、スポーツホイールとオールテレーンタイヤという、一見すると相反する要素を融合させた。
定番のオフロード系ホイールを選ぶのではなく、「自分が本当に履きたかったホイール」をあえて投入する。それが、このCX-8を単なるリフトアップ仕様では終わらせない理由だ。見慣れたオフロードスタイルとは一線を画す足元こそ、“Switch”さんが目指したこのクルマならではの個性を象徴している。
純正バンパーを大胆にカットしてワイルドな顔つきへ変更した
リフトアップによって高くなった車高に合わせ、フロントまわりにも手を加えている。ベースとなる純正フロントバンパーは、ボトム部分を大胆にカットした。さらにフェンダーやリアバンパーなどの未塗装だった樹脂部分にはラプター塗装を施し、オフロードテイストを強調している。
SUVらしいタフなイメージを演出するだけでなく、リフトアップしたボディとフロントフェイスの雰囲気を自然につなげる重要な役割も果たしている。
ヘッドライト、デイライト、テールランプにはUS仕様を意識した加工を施したほか、フロントにはノーズブラを装着した。オフロードスタイルだけに寄せるのではなく、北米SUVを思わせる独特の雰囲気を加えているのもポイントだ。
約9センチアップでもただ車高を上げただけには見せない
リフトアップカスタムでは、単純に車高を上げただけではボディとタイヤのバランスが崩れてしまう。
このCX-8では、18×10JというワイドなRPF1 RSに285/60サイズのBFグッドリッチを組み合わせることで、9センチリフトアップしたボディに負けない足元を構築した。さらに制動系にもJBT製ブレーキシステムとディクセル製パーツを投入している。見た目だけではなく、大径タイヤを履いた車両の足元にもこだわった。
「CX-8はローダウン」という定番のイメージがあるからこそ、あえて逆方向へ振り切る。ただオフロードパーツを組み合わせるのではなく、憧れだったホイールやUSテイストなど自分好みのアイテムを組み合わせることで、独自のスタイルを完成させた。少数派を狙ったという“Switch”さんのCX-8は、セオリーに縛られないカスタムの楽しさを体現している。
■ マツダ「CX-8」スペック一覧 ・ベース車両:マツダ CX-8 ・フロント:純正バンパーカット ・ホイール:ENKEI RPF1 RS(前後/18×10J・インセット6) ・タイヤ:BFグッドリッチ(前後/285/60) ・足まわり:APガレージ製車高調/純正比約9センチリフトアップ ・ライト:ヘッドライト/デイライト/テールランプ US仕様加工 ・エクステリア:樹脂部分 ラプター塗装/フロントノーズブラ ・その他:オーニング タイニーハイドアウト/ワークライト Strands ・インテリア:内装パネル ウッドラッピング ・ブレーキ:JBT+ディクセル
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はみ出ていて公道走行アウトな件!