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ホンダCBシリーズ「冬の光で撮るCB」【カメラマン柴田直行/俺の写真で振り返る平成の名車】第16回(撮影2015年)

季節で変わる光、直球と変化球の使い分け
みんな木枯らしに負けずに元気で走ってるか?

俺達、雑誌を作る側も1年中オートバイを走らせている。俺は撮影機材と共に車での移動が多いが、テストライダーは暑い夏も寒い冬も走ってくれるので頭が下がる。

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誤解がないように念のために言うけど、大切な預かり車両が多いので途中で凍結路面など危険が予想される時には、大事をとってトランポに載せて撮影現場まで運ぶ。何が何でもガチで自走という訳ではない。

スタッフ全員で車移動の日は車中でテストライダーから貴重な話が聞けるのでこれまた楽しい。それがまた新しい写真を生み出すヒントになったり。

今回はそんな寒い2015年の冬に撮ったホンダCBシリーズを見ていただこう。

冬はカメラマンにとって良い事も困った事も両方ある。

まず路面が凍結するので峠道での撮影が制限される。アスファルトが冷えているので、天気の良い日のお昼前後じゃないとテストライダーが気持ち良く走れない。

さらに日が短い。もたもた撮影してるとすぐに暗くなる。

でも夏に比べると太陽の光が斜めから射し込んで来るので、1日中オートバイのフォルムが綺麗に照らされる。空気が乾燥していて空や山も澄んで見える。

読者には関係ない話だが、俺たちが撮影しているガードレールの外側は夏はジャングル状態で虫も多いし、すっきりした冬の方が撮影環境が良い。

『ゴーグル』で掲載したCBシリーズ特集の撮影も冬の光の中で行なった。

写真を見ると、我ながら「晴れてる冬は良いモチベーションで撮影してるなぁ」と思う。

最近、よく使っている逆光のフレア入り白飛ばしの手法は、この時に現場で「これ良いね」と始まったものだった。フィルム時代と違って試し撮りはタダだし、仕上がりをすぐに編集者と確認できるので、思いついたらトライしない手はない。

エンジンの写真は日暮れの後で、夜にじっくりストロボで撮っている。これは俺が好きなエンジンの表情を炙り出すライティング。

ページの中での対比と言うか、直球(陽光の写真)ばかりじゃなくてどこで変化球(ストロボの光)を投げるかは編集者が決めてくれた。

実はCB400SF/SBの2台が向かい合っている写真も夜にストロボで撮影する予定だった。ところが綺麗な夕焼け雲を見た瞬間に「ここで撮影するぞ!」とスタッフ全員がほぼ同時にエンジン全開になり、スクランブル状態で撮影開始。

しかし雲や山並みを照らし出す陽光は待ったなし。特に冬の夕焼け写真は本当に1秒1秒が勝負。

並べている間にCBを照らしている陽光はだいぶ薄くなってゆく。時間がないのにストロボを使うことになり、ますます焦る俺。写真の中の静寂さとは180度逆向きのドタバタの中で何とかモノにした。

その甲斐あって、CB特集で見開きで使ってもらった思い出深い1枚。こんな風にゴーグルの写真は一期一会の連続だ。

冬の冷たい空気の中、あなたがオートバイを走らせる時に見る景色はどんな風に映っていますか?

写真・文:柴田直行

[ アルバム : 今回の写真をまとめて見る! はオリジナルサイトでご覧ください ]

柴田直行/プロフィール
柴田直行 しばたなおゆき
1963年3月生まれ
横浜市在住
 
オートバイとライダーをカッコ良く撮るのを生業にしているカメラマンです。
ホンダVT250Fが発売になった1982年(19歳の頃)にオートバイブームに乗じて雑誌編集部にバイトで潜入。
スズキGSX-R750発売の翌年1986年に取材のため渡米。
デイトナでヤマハFZ750+ローソンの優勝に痺れてアメリカ大好きに。
ホンダCRM250R発売の1994年に仲間とモトクロス専門誌を創刊して、米国系オフロードにどっぷり。
カワサキニンジャ250が発表された2007年から、ゴーグル誌でも撮影を担当し現在に至る。
オンでもオフでも、レースでもツーリングでもオートバイライフが全部好き。

Instagramはこちら
柴田直行 公式サイト
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