ダイハツ工業は25日、紫外線による除菌装置「ウルトラバスター」を開発したと発表した。条件にもよるが、室内に浮遊するウイルスを99%除去できるという。3月までに約250台のウルトラバスターを医療機関に無償貸与する。
新装置は、人の生活の質を高めるための研究を手がけるダイハツの「くらしとクルマの研究所」がコロナ禍の対応に尽力する医療従事者のために開発した。大型ファンで室内の空気を吸引し、筐体内に格納された6本の紫外線ランプを照射することでウイルスを除菌する。サイズは高さ975mm、縦480mm、横480mm。
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北里環境科学センターで試験した結果、25平方メートルの室内に浮遊するウイルスを11分で90%、21分間で99%除去できる効果を確認した。同研究所のある関西地区と九州地区の医療機関を中心に貸与する予定。
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