トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサスは2024年2月29日、ラグジュアリークロスオーバーSUVのNXの一部改良モデルを発表し、同日に発売した。
車種展開は以下の通り。
1.6Lガソリンターボエンジンを搭載したレクサスLBXのコンセプトモデル「LBX MORIZO RR CONCEPT」が初公開
■NX450h+
NX450h+“version L”(AWD):749万5000円
NX450h+“F SPORT”(AWD):758万5000円
NX450h+“OVERTRAIL”(AWD):772万5000円
■NX350h
NX350h“version L”(2WD):637万6000円
NX350h“version L”(AWD):664万6000円
NX350h“F SPORT”(2WD):640万6000円
NX350h“F SPORT”(AWD):667万6000円
NX350h“OVERTRAIL”(AWD):687万6000円
NX350h (2WD):550万円
NX350h (AWD):577万円
■NX350
NX350“F SPORT”(AWD):630万6000円
NX350“OVERTRAIL”(AWD):650万6000円
■NX250
NX250“version L”(2WD):568万6000円
NX250“version L”(AWD):595万6000円
NX250 (2WD):485万円
NX250 (AWD):512万円
今回の一部改良では、オフロード走行時の走破性と安定性・快適性を高次元で両立させた新グレードの“OVERTRAIL”をラインアップに加えるとともに、レクサスのテーマである「Always On」に基づくさらなる走りの深化を目指してボディ剛性の向上と足回りのセッティングの見直しを図り、合わせて新しいボディカラーおよびインテリアカラーの設定や機能装備のアップデートなどを実施して、レクサスのクロスオーバーSUVとしての訴求力をいっそう高いレベルへと昇華させたことが特徴である。
まずは新グレードの“OVERTRAIL”から紹介していこう。
カーボンニュートラル社会や「人と自然とモビリティの共生」の実現を目指し、ユーザーの幅広いアウトドアライフスタイルに寄り添う「OVERTRAIL PROJECT」の一環として開発した“OVERTRAIL”は、TRAILモードの改良によって凸凹路等で発生しやすいタイヤの空転を自動制御し、接地輪に駆動力を最適に配分することで走破性を向上。また、専用チューニングを施したAVS(Adaptive Variable Suspension system)を採用したうえでTrailモードと連動させ、凸凹路走行時の乗員の頭の揺れを抑制してオフロード走行時の安定性および快適性の向上を図った。
エクステリアについては、フロントグリルやウィンドウフレーム、ドアハンドル、アウターミラー、ルーフレールをブラック系統のアイテムでコーディネートし、より引き締まったルックスを創出。足もとにはマットブラック塗装の7.5J×18専用アルミホイールと235/60R18 103Hサイズの専用オールテレインタイヤを装着し、同時に標準仕様より15mm高い地上高(200mm)に設定して、悪路走破性を高める。ボディカラーは新色のムーンデザートを含めて計7色をラインアップした。
インテリアに関しては、内装色にOVERTRAIL専用の“モノリス”を設定したことがトピック。ブラックを基調に低彩度のモノリスを組み合わせた新しいコーディネートにナチュラルカラーのオーナメントパネル“ジオレイヤー”を配し、上質かつオフロード志向のキャビン空間を演出した。
シリーズ全体の改良内容に話を移そう。
まず機構面では、ステアリング操作のダイレクト感を向上させ、「意のままの走り」を実現するために、リアボディの変形を抑えるブレース等を追加してボディ剛性をアップ。合わせて、走り込みを通じてサスペンションのチューニングを熟成し、乗り心地をいっそう向上させる。また、スムースな発進やアクセル操作に対するリニアな車速コントロールを実現する目的で、走行制御の改良(NX450h+、NX350h、NX350)や、走り始めの前後トルク配分の見直し(NX350)を実施。さらに、ボディ系およびエンジン懸架系のNV諸元を見直して室内の静粛性を引き上げた。
エクステリアに関しては、独自のソニック技術による金属質感表現と豊かな色彩が調和するソニックカッパーのボディカラーを新規にラインアップしたことが訴求点。一方で内装色は、“version L”にソリスホワイトを、OVERTRAILを除く全車にヘーゼルを設定した。
機能装備の拡充を図った点も見逃せない。インストルメントパネルセンター部ボックス内に充電用USB Type-Cを2個追加(全車)したほか、リアアウトサイドハンドルへの照明追加(全車)や盗難・不正売買防止策に貢献する助手席側フロントガラス下へのVINナンバーの設定(全車)、Advanced Park(リモート機能なし)+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物)の採用(NX350“F SPORT”)などを実施。また、9.8インチディスプレイオーディオから14インチディスプレイオーディオPlusへの変更(NX350h、NX250)や、LEDヘッドランプ+オートマチックハイビームから三眼フルLEDヘッドランプ+アダプティブハイビームシステムへの刷新(NX350h“F SPORT”、NX350“F SPORT”)、フェンダーアーチモール(カラード)の標準設定化(NX450h+“version L”、NX350h“version L”、NX250“version L”)などを行う。さらに、全車にオプションで用意するおくだけ充電のQi機能向上(充電検知範囲拡大および対応機種増)や、パノラマルーフのオプション設定(NX450h+)などを果たした。
パワートレインは基本的に従来と共通で、NX450h+にA25A-FXS型2487cc直列4気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(最高出力185ps/6000rpm、最大トルク23.2kg・m/3600~3700rpm)+5NM型フロントモーター(最高出力134kW、最大トルク270Nm)+4NM型リアモーター(最高出力40kW、最大トルク121Nm)+電気式無段変速機+リチウムイオンバッテリー(容量51Ah/総電力量18.1kWh)で構成するプラグインハイブリッドシステムを、NX350hの2WD(FF)にA25A-FXS型2487cc直列4気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(最高出力190ps/6000rpm、最大トルク24.8kg・m/4300~4500rpm)+5NM型フロントモーター(最高出力134kW、最大トルク270Nm)+電気式無段変速機+リチウムイオンバッテリー(容量4.3Ah)で構成するハイブリッドシステムを、NX350hのE-Four(AWD)に前述のユニット+4NM型リアモーター(最高出力40kW、最大トルク121Nm)で構成するハイブリッドシステムを、NX350にT24A-FTS型2393cc直列4気筒DOHC・D-4STガソリンターボエンジン(最高出力279ps/6000rpm、最大トルク43.8kg・m/1700~3600rpm)+Direct Shift-8AT+電子制御フルタイムAWDを、NX250の2WD(FF)にA25A-FKS型2487cc直列4気筒DOHC・D-4Sガソリンエンジン(最高出力201ps/6600rpm、最大トルク24.6 kg・m/4400rpm)+Direct Shift-8ATを、NX250のAWDに前述のユニット+電子制御スタンバイAWDを採用している。
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みんなのコメント
アウトドア志向の人ってNX買わないと思う。