2024年F1オーストラリアGPの予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンはQ2で0.059秒差で敗退、11番手となった。ハミルトンは、予選でマシンの感触が悪化したと述べており、FP3でのタイムを上回ることができなかった。ジョージ・ラッセルは7番手だった。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 4番手(1分16秒806:ソフトタイヤ/20周)
予選 11番手(Q1=12番手1分17秒499:ソフトタイヤ/Q2=11番手1分16秒960:ソフトタイヤ)
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FP3ではマシンのフィーリングは良かった。昨日と比べて大きく改善していたし、トップに近い位置につけることもできた。でも残念ながら、予選に入るとマシンの一貫性が失われてしまった。ここは午後になると風が強くなりがちで、FP2の時と同じように、それに苦しめられたんだと思う。マシンは極めて不安定で、ドライバーとしてそういう状態に対応するのは困難だった。
今はチームの誰もがいい気分ではいないけど、努力し続ける。このマシンをQ3まで導いたジョージは素晴らしい仕事をした。明日戻ってきて、もっと良い仕事ができるように集中するよ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
FP3 5番手(1分16秒886:ソフトタイヤ/23周)
予選 7番手(Q1=6番手1分17秒062:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分16秒901:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分16秒724:ソフトタイヤ)
今日は期待していたような予選にはならなかった。タイヤを機能する状態にもっていくのが難しかったし、差がほとんどない現状では、コンマ数秒が大きな影響をもたらしてしまう。
マシンはFP3では力強く感じたけれど、残念ながらそのフィーリングをうまく午後に引き継ぐことはできなかった。マシンの改善すべきところは分かっている。それは高速コーナーだ。
あいにく、ここメルボルンには高速コーナーがたくさんあるから、このサーキットで僕たちの強みを生かせずにいるのは間違いない。だけど明日、みんながマシンに燃料をたくさん積んだ状態になれば、もっといい位置につけられるはずだ。
レースに向けては未知の部分も多い。誰もハードタイヤでは走っていないけど、レースで主に使うのはこのコンパウンドだ。また、グレイニングも見られるかもしれない。いつも以上にエキサイティングなレースが見られると思うよ。そして結局のところ、重要なのは日曜のグランプリだ。
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