アルガルヴェ・サーキットで行なわれているMotoGP第3戦ポルトガルGP。17日には予選が行なわれたが、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は自身が受けたトラックリミット違反によるタイム抹消について憤りを顕にした。
ビニャーレスはQ2のラストアタックでフロントロウに並ぶ好ペースを刻んでいた。しかしそのアタックでトラックリミットを逸脱していたことからタイムが抹消。結果として12番手とQ2を最後尾で終えることになった。
■MotoGPのトラックリミット取り締まりが強化。圧力センサー設置で違反の明確化図る
トラックリミット違反に対する取り締まりはこれまでも行なわれてきたが、今季は明確な違いが存在する。それは縁石とグリーンエリア(コース外)との間に圧力センサーが設置され、機械的な判断が行なわれるようになったという点だ。
ただビニャーレスはトラックリミット違反は犯していないと確信しているようで、何故タイム抹消を受けたのか理解できないと語っている。
「正直に行って、タイムが抹消されたのはイエローフラッグが出ていたからだと思ったよ。ボックスで『グリーンエリアに触れたからだ』と聞かされたときには、『それは無いだろう。グリーンエリアに触れてなんていないよ』と思ったさ」
トラックリミット違反によるタイム抹消について訊かれたビニャーレスは、そう答えている。
「グリーンエリアに触れたら分かるし、触れていないのだって分かるんだ」
「とにかく、結局はこれがルールだ。そしてこのルールでは、何も反論できないし、上訴もできないんだ」
「(映像を)チェックしに行ったけど、タイヤのほとんどは内側に入っているし、グリーンエリアに触れたかどうかは分からないよ。理解不能だけど、コレがルールで、僕らにはどうすることもできない」
「僕が最速だったとしても、こうして12番手に留まる必要があるんだ」
「明日に向けて集中する必要がある。ヤマハは僕がグリーンエリアには触れたかはっきりしていないと、同じ考えを持ってくれているし、懸命にプッシュしてくれているからね」
「それが明確なら、それはそれで仕方がない。でもハッキリしていないんだ。単にラップタイムをキャンセルする以外にも、5つポジションダウンだって出来るかもしれない」
「でも実際はこうだ。何もできないんだ」
なおビニャーレスは予選タイム抹消には不満を抱いているものの、2日目に果たした改善には満足している。
「ようやくフィーリングが結構改善されたんだ」
「ラップタイムキャンセルがなければ、僕はPPか2番手だった。だからそれ以上は言えないね。今日は良い1日だったんだ」
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