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ホンダ新型EV「スーパーワン」どんな人が買っている? 販売店に聞いた最新状況は

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ホンダ新型EV「スーパーワン」どんな人が買っている? 販売店に聞いた最新状況は

■ホンダの新型「ちいさいスポーツカー」に注文殺到!

 次世代のモビリティに向けて積極的な挑戦を続け、クルマ好きの視線を集めているホンダ。同社の最新モデルとして注目を集めているのが、2026年5月22日に発売された「スーパーワン」です。

【画像】これがホンダ「スーパーワン」です! 画像を見る

 小型車登録で130万円のCEV補助金の対象となり、実質的な購入費用を大幅に抑えられるメリットもあって予約が殺到。納期は年内ともいわれるなど、高い人気を集めている様子です。

 なぜここまで話題となっているのでしょうか。

 スーパーワンは、軽BEV(バッテリー電気自動車)「N-ONE e:」をベースに、ブリスターフェンダーでワイドトレッド化し、小型車登録としたモデル。

 ボディサイズは、全長3580mm×全幅1575mm×全高1615mm、ホイールベースは2520mmで、全長・全幅が軽の規格を超えており、5ナンバーの普通車となります。車両重量はBEVとしては軽量な1090kgで、乗車定員は4名です。

 スーパーワンが話題になる理由はいくつもありますが、まず挙げられるのがカスタムテイスト溢れるスタイリングです。ベースのN-ONE e:もスポーティな雰囲気がありますが、無骨な後付け感をあえて残したブリスターフェンダーを採用して全幅を100mm拡大(トレッドも40mm拡大)。ロー&ワイドなスポーツハッチに仕立てられました。

 ホンダ自体は明言していませんが、四角いプロポーションと丸型LEDの組み合わせは、1983年に発売された伝説的なホットハッチ「シティ・ターボII」を彷彿とさせ、往年のホンダファンなら思わずニヤリとしてしまう仕上がりといえるでしょう。

 そして、「軽規格から外れることで、自主規制がある軽の最高出力をオーバーできる」というメリットを活かし、「BOOSTモード」と呼ばれるパワーユニットの性能を最大限に引き出す機能を盛り込みました。

 ベースとなったN-ONE e:と同様に、容量29.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、通常走行時は軽の自主規制いっぱいの47kW(64PS相当)ですが、BOOSTモードは一時的に70kW(95PS相当)にまでパワーアップできる仕様です。

 この機能を起動する「BOOST」ボタンは、ステアリングの右側スポーク部に目立つパープルカラーで配置され、ワンプッシュで力強い加速が立ち上がるダイナミックな走行フィールを実現します。

 さらに内装もスポーティな演出が特徴となっており、7インチTFT液晶モニターには「バッテリー温度・仮想エンジン回転数・駆動/回生パワー表示」を“3連メーター風”に表示することが可能です。

 また、仮想ギア感覚を楽しめるパドルシフトを装備したほか、シートにはホールド性を重視したスポーツタイプが採用されています。

 走行性能においては、コイルやダンパー、パワーステアリングの制御まで専用チューニングが施され、ブレーキディスクも容量を拡大するなど走りの質が大幅に高められており、その本格的な作り込みが多くのユーザーを予約へと動かしている模様です。

 では、実際にはどのようなユーザーが注目し、注文を入れているのでしょうか。ホンダ販売店のスタッフに反響を聞いてみました。

「もともと台数を稼ぐ量販車とは違うポジションなのですが、おかげさまでかなり多くのお客様からお問い合わせ、注文をいただいております。

 納期的には6月からのデリバリー分はすでに予約数がオーバーしており、これからの予約で秋以降、年内の納期に間に合えば御の字という状況です」

 スーパーワンの価格は339万円(消費税込、以下同)ですが、小型車登録となることで国のCEV補助金が130万円適用されます。これにより、補助金受給後の実質価格は約209万円となります。

 ベースのN-ONE e:のエントリーモデル(269万9400円)に軽の補助金58万円を適用した実質価格(211万9400円)と比べても、ほぼ同等、あるいはそれ以下になるという逆転現象が起きており、購入のハードルを大きく下げているようです。

 さらに、住んでいる自治体によっては独自の上乗せ補助金が交付されるケースもあるため、地域によってはこれよりも手頃な価格で購入できる可能性があります。

「この本格的な仕様でありながら、補助金を活用すれば軽EV並みの予算で購入できることもあって、ホンダのファンの方を中心にかなりの勢いで予約が入っています。意外にもファーストカーとしてご購入される方も多いですね。

 最大で274kmという航続距離に関しては、主に市街地走行などの日常使いであれば、1回の充電で実用上十分にカバーできるスペックとなっています」

※ ※ ※

 個性的なデザインと、ホンダらしい「とことん真剣に遊ぶ」という精神に溢れたスーパーワン。

 コンパクトカーならではの扱いやすさと、小型車登録だからこそ実現できた走りの楽しさを両立しており、さらにファンが増えそうな気配です。(くるまのニュースライター 金田ケイスケ)

文:くるまのニュース くるまのニュースライター 金田ケイスケ
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