現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダシビックが50周年! 歴代モデルずらりと勢揃い【ニュースキャッチアップ】

ここから本文です

ホンダシビックが50周年! 歴代モデルずらりと勢揃い【ニュースキャッチアップ】

掲載 19
ホンダシビックが50周年! 歴代モデルずらりと勢揃い【ニュースキャッチアップ】

車のニュース [2022.10.07 UP]


ホンダシビックが50周年! 歴代モデルずらりと勢揃い【ニュースキャッチアップ】
文●九島辰也 写真●ホンダ
(掲載されている内容はグー本誌 2022年10月発売号掲載の内容です)

ホンダ シビック 50周年!歴代モデル一気乗りレビュー!

1972年に産声を上げたホンダシビックが今年50周年を迎えた。最新モデルで11代目となるシビック。その魅力を、歴代の現車を前に確認してきた。


この50年間は、まさに日本車の歴史だ

思い出のモデルをじっと見入ってしまう!
 ホンダシビックが誕生から50年を迎えた。ホンダはそれを記念し、ツインリンクもてぎにあるホンダコレクションホールで展示を行った。そして、我々自動車メディアに携わる者を招待。なんと初代モデルからの歴代モデルに触れられる機会をつくってくれた。新型タイプRのチラ見せなんかもあったりして……。
 それはともかく、初代シビックといえばCVCCを思い浮かべる。75年から施行されるはずだったマスキー法に対応した唯一の直列式ガソリンエンジンだ。機構は燃料の濃い副燃焼室を設け、リーンバーン(希薄燃焼)させる主燃焼室の混合気に着火させるというもの。CVCCが何の略なのかは興味を持った人は調べてみてほしい。わざとわかりづらくし、何を開発しているのか煙に巻いていたという噂だ。
 目の前に並んだ歴代モデルは圧巻。いい眺めだ。世代によって思い入れのあるモデルは異なるであろう。個人的には2代目、3代目に学生時代の思い出がなぞられた。シビックカントリーの話は尽きない。
 また、こうして眺めるとボディタイプもいろいろある。ハッチバックにセダンにステーションワゴン。それぞれの時代背景を映している。9代目以降現行ではスポーティなイメージが強くなる。タイプRはその代名詞。速いシビックも悪くないネ。


シビックはレースでも活躍してきた

[CLOSE UP]歴代モデル一気乗りで、思わずうれし涙
 北ショートコースで行われた歴代モデルの試乗会。残念ながら初代のみヘソを曲げたので動かせなかったが、それ以外は快調に走った。それぞれに味はあるが、総じてパワステは軽く、そこそこロール角があって、小まわりが利くのが共通の印象。それとウインドウが大きく視界がいいのも特徴だろう。シビックという名前からそこを意識しているのかもしれない。3代目からハンドリングが軽快で、走りにスポーティさが加わるのがわかったのは発見。


【初代 シビック】この存在感と愛らしさ! すべてはここから始まった
 1972年に誕生した初代は、コンパクトな2ドアハッチながら中は広い。積むのはCVCCエンジン。当時最先端のエコカーだ。


開発の裏側が聞けて、思わず質問もヒートアップ!

企画展展示責任者、朝日義徳さんの進行で始まったQ&Aセッション。3代目伊藤さんへのインタビューでは当時のお話が聞けた。「シビックのライバルは先代シビック」だそうだ。

取材に対応していただいた、3代目 CIVIC 開発責任者 伊藤博之さん(中央)、5代目 CIVIC 開発責任者 鈴木健三さん(左)、5代目 CIVIC 車体開発責任者 前川泰久さん(右)。

それぞれに個性がある日本車のなかの日本車!

2代目
 「スーパーシビック」の愛称を持つ2代目は1979年誕生。後期はライトが変わる。


3代目
 83年デビューの「ワンダーシビック」。ステーションワゴンをシャトルと呼ぶ。


4代目
 先代を少し豪華にした「グランドシビック」。ボンネットが低いのが特徴だった。


5代目
 スタイリングに抑揚をつけた「スポーツシビック」。セダンはシビック フェリオ。


6代目
 95年リリースの6代目。通称「ミラクルシビック」は5代目より居住性を改善。


7代目
 2000年からの7代目「スマートシビック」。5ドアハッチが復活したモデル。


8代目
 2005年のシビックはアコードが上級へ移行したためポジションが上がる。


9代目
 9代目は2011年。スポーティなクルマに仕上がり現行デザインにつながる。


10代目
 2015年誕生の先代はスポーティかつエコで安全性も高いというのが特徴となる。


11代目
 昨年リリースの現行型はホンダコネクトなどインターフェースの先進性が目立つ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
AUTOSPORT web
F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
AUTOSPORT web
レクサス「FRスポーツカー」がスゴイ! 5リッター「V8」&4.7m級の“美しすぎる”「流麗ボディ」採用! 豪華内装もイイ「LC」とは
レクサス「FRスポーツカー」がスゴイ! 5リッター「V8」&4.7m級の“美しすぎる”「流麗ボディ」採用! 豪華内装もイイ「LC」とは
くるまのニュース
フェルスタッペン、特化仕様のリヤウイングがなく「2戦を棒に振っている」予算の影響で2022年から”割り切り”
フェルスタッペン、特化仕様のリヤウイングがなく「2戦を棒に振っている」予算の影響で2022年から”割り切り”
motorsport.com 日本版
高性能Aクラスの集大成、メルセデスAMG『A45 S ファイナルエディション』が限定発売
高性能Aクラスの集大成、メルセデスAMG『A45 S ファイナルエディション』が限定発売
レスポンス
「いきなりステージから現れたんだ」エバンス、WRCラリージャパン“一般車両乱入事件”を語る。当該SSは安全確保のため中止に
「いきなりステージから現れたんだ」エバンス、WRCラリージャパン“一般車両乱入事件”を語る。当該SSは安全確保のため中止に
motorsport.com 日本版
ラスベガス予選で50G超大クラッシュのコラピント、決勝前に再度メディカルチェックへ。「彼の体調が何より重要」とウイリアムズ
ラスベガス予選で50G超大クラッシュのコラピント、決勝前に再度メディカルチェックへ。「彼の体調が何より重要」とウイリアムズ
motorsport.com 日本版
スバル新型「プレオ」発表に期待の声! “約100万円”の「コスパ最強」軽セダンは実用性バツグン! スバルらしい「水平対向エンジン×MT搭載」を求める声も!
スバル新型「プレオ」発表に期待の声! “約100万円”の「コスパ最強」軽セダンは実用性バツグン! スバルらしい「水平対向エンジン×MT搭載」を求める声も!
くるまのニュース
BMW、ディーゼルエンジン車8車種のリコール…最悪の場合は車両火災に
BMW、ディーゼルエンジン車8車種のリコール…最悪の場合は車両火災に
レスポンス
近藤真彦率いるKONDO RACINGを応援する2名の「リアライズガールズ」はだれ? 王道のコスチュームをカッコ可愛く着こなす2人にも注目です
近藤真彦率いるKONDO RACINGを応援する2名の「リアライズガールズ」はだれ? 王道のコスチュームをカッコ可愛く着こなす2人にも注目です
Auto Messe Web
ラリージャパンでアルピーヌA110RGTに同乗試乗! まったく別モノかと思ったら量産モデルに通じる走りだった
ラリージャパンでアルピーヌA110RGTに同乗試乗! まったく別モノかと思ったら量産モデルに通じる走りだった
WEB CARTOP
ラリージャパンで競技区間進入の一般車、スタッフの制止振り切り検問突破していたことが明らかに。実行委員会は被害届を提出予定
ラリージャパンで競技区間進入の一般車、スタッフの制止振り切り検問突破していたことが明らかに。実行委員会は被害届を提出予定
motorsport.com 日本版
ラッセル、予想外のポールポジションに歓喜。コースイン遅らせる判断が奏功「フロントロウの自信はあったけどね!」
ラッセル、予想外のポールポジションに歓喜。コースイン遅らせる判断が奏功「フロントロウの自信はあったけどね!」
motorsport.com 日本版
中型トラックの枠を超えた「超過酷仕様」!フォード レンジャー スーパーデューティ、2026年発売へ
中型トラックの枠を超えた「超過酷仕様」!フォード レンジャー スーパーデューティ、2026年発売へ
レスポンス
なんじゃこの「付け髭」感! デザイナーの意思をガン無視した「5マイルバンパー」はアリかナシか?
なんじゃこの「付け髭」感! デザイナーの意思をガン無視した「5マイルバンパー」はアリかナシか?
WEB CARTOP
超イケてる新型ムラーノをデザインのプロが分析! 個性を主張する「デジタルVモーション」の使いすぎには要注意
超イケてる新型ムラーノをデザインのプロが分析! 個性を主張する「デジタルVモーション」の使いすぎには要注意
WEB CARTOP
女性チームのアイアン・デイムスがポルシェにスイッチ。LMGT3初年度はランボルギーニを使用
女性チームのアイアン・デイムスがポルシェにスイッチ。LMGT3初年度はランボルギーニを使用
AUTOSPORT web
角田裕毅、ラスベガスで躍動し予選7番手「ミスター・ガスリーには離されたけど……アタックには満足。良いフィードバックもできている」
角田裕毅、ラスベガスで躍動し予選7番手「ミスター・ガスリーには離されたけど……アタックには満足。良いフィードバックもできている」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

19件
  • 「シビック」という車名のままで今の車格になったのがいただけません。
    「シビックのくせに」デカい とか
    「シビックのくせに」ゴージャス とか
    そういった非難って、車そのものの特性ではなくて、ネーミング由来でしょ。

    やっぱり、「シビック」と称するなら、簡素で廉価であるべきだと思います。
    現行シビックくんにはもっとイカツイ名前を付けてあげてください。本人(車)も『こんな名前イヤだ』って思っているんじゃないですか?
  • このテの記事では決まって二代目が軽んじられるけど
    田舎から出てきたライト級ボクサーがトレーニング積んで筋肉増やしてオシャレも覚えてウェルター級に階級上げた みたいなカンジでかっこいいと思う
    ちょっちおフランスっぽい雰囲気が漂っていた(と私は感じた)ね

    1500CX-s
    当時は、あと10馬力ないと… なんて言われてたけど、
    族でもない一般ユーザーには、ちょいパワー不足くらいが扱いやすくって良かった
    燃費もよかったし。
    パワステじゃないってとこが「旧車」の証だわな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

25.0234.9万円

中古車を検索
シビックの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

193.7235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

25.0234.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村