最新機能を詰め込んだクラシックモデル
’20年に欧州で発売されて以来、国内導入が待ち望まれていたクラシック風のSHOEIグラムスターがついに登場。細部までこだわり抜いたデザインに快適さを注入した力作だ。さらに単色なら5万円を切る価格も魅力。ネオクラシックフルフェイスの決定版がまたひとつ誕生した。
SHOEIのシステムヘルメット「ネオテックII」にグラフィックモデル「リスペクト」登場
[◯] 造り込んだ外観と絶妙な着用感に拍手
ついに’20年9月から国内販売が開始された「グラムスター」。まず最大の特徴はデザインだ。シンプルで丸い帽体は実にレトロ調だが、さりげなく上下にエアインテークを備え、内装も着脱式。ピンロックシートまで標準装備するなど機能が充実している。
実物は非常にカッコいい。他社のレトロ系メットと比較しても、帽体がコンパクト。これは見た目の面でかなり有利だ。アイポート内側のレザー調カバーや、スリットの丁寧な処理、クラシックなロゴなど細部にも徹底してこだわりが感じられる。
―― 【SHOEI GLAMSTER】●サイズ:S M L XL XXL ●規格:JIS ●価格:単色4万7300円 グラフィック5万6100円
着用感も絶妙だ。普段通りLサイズをテストしたところ、どこかに圧迫感を覚えることもなく、頭全体を適度にホールド。そして非常に軽い。SHOEIによると、軽量で有名な同社製Z-7よりわずかに軽く、Mサイズで1300g以下という。
走り出すと、広い視界とアゴ下からの風が相まって、ジェットのようの微振動を伝えにくいという副次的な開放感。風の巻き込みは付属のチンカーテンで大部分を防ぐことができ、高速走行でも帽体は安定している。取材日は汗ばむ陽気だったが、額のダクトを開けると、しっかり換気効果を体感。アゴのスリットは常時開放式で、シールド内側の空気を循環させており、実に快適だ。
―― シールドは偏心軌道で動くため、開閉がスムーズ。全閉時には自動でロックされ、中央方向へ押しながら上げると解除できるのが便利。 [写真タップで拡大]
―― 緊急時にヘルメットを簡単に着脱できるEQRSを装備。内装はフル着脱式で、起毛生地や映り込みを防ぐスエード調の生地も用いた。
―― グラムスター カラーバリエーション
[△] 周囲の音が聞こえやすい。静けさ重視派は不向きか
100km/hでも不快な風切り音はないが、周囲の音がよく聞こえる。静粛性重視の人は気になるかも。
[こんな人におすすめ] ネオクラシック系フルフェイスの新たな決定版
静粛性が気になる人もいそうだが、これを補って余りある外観と機能性。軽いため、長時間被っても疲れにくいのもいい。さらにピンロック付きで5万円を切る価格も魅力(単色)。ネオクラシックフルフェイスの決定版がまたひとつ誕生したと言える。
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みんなのコメント
愛車がW800で、このバイクに似合ったフルフェイスが出ないかな…と思っていたところに、グラムスターの発表。
安心のショーエイ。
軽くて負担も小さく、ネオレトロ路線な見た目で満足です。
煩さに関しては初フルフェイスなのでよくわかりません。(笑)