フォーミュラEはシーズン6(2019-2020シーズン)が終了したばかりだが、ポルシェは早くもシーズン7のドライバーラインアップを発表し、ニール・ジャニの後任としてパスカル・ウェーレインが加入することを発表した。
ウェーレインは2015年にDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)でチャンピオンを獲得すると、2016年、2017年の2シーズンに渡ってF1に参戦。フォーミュラEにはシーズン5(2018-2019シーズン)から参戦しており、ポールポジション1回、最高位2位を記録しているが、シーズン6の“ベルリン6連戦”を前に突如マヒンドラを離脱していた。
■マヒンドラ、アレックス・リンと契約。電撃離脱のウェーレインの後任に
ドイツ出身のウェーレインは、同国のメーカーであり、今季からワークス参戦をスタートしたポルシェに移籍するのではないかと噂されていたが、シーズン6の最終戦終了からわずか半日というタイミングでポルシェ移籍が正式に発表された。
ウェーレインは来季、アウディやポルシェのファクトリードライバーとして活躍してきたベテランのアンドレ・ロッテラーとコンビを組むことになる。
「ポルシェを代表して2020-2021年のフォーミュラEに参戦できることは非常に光栄なことだ」とウェーレインは語った。
「僕はポルシェというブランドのモータースポーツにおける活躍の歴史を見てきた。ポルシェの伝説的なサクセスストーリーには敬意を抱いている」
「今、僕がポルシェのフォーミュラEチームにワークスドライバーとして加入することは素晴らしい機会だ。僕のスキルを信じ、こんな素晴らしい機会を与えてくれたポルシェの皆には感謝したい」
「まずはチームのことをよく知り、ヴァイザッハ(ポルシェの開発拠点)で出来るだけ早く仕事がしたいと思っている」
フォーミュラE参戦1年目となったポルシェは今季、DSテチータから移籍してきたロッテラーが2度の表彰台を獲得し、ランキング8位となった。一方相方のジャニは苦戦しており、入賞1回でランキング20位となっていた。
ジャニはフォーミュラEのレギュラーシートこそ失ったものの、ポルシェのファクトリードライバーとしては引き続き活動を続けるようだ。彼は2016年のル・マン24時間レースで総合優勝を果たすなど、ポルシェと共に数々の実績を残している。
ポルシェのモータースポーツ部門の責任者であるフリッツ・エンツィンガーは次のようにコメントした。
「パスカルをポルシェファミリーに迎え入れられたことを嬉しく思う」
「彼は若くして様々なレーシングシリーズで多くの経験を積んでおり、常に輝きを放ってきた」
「また、ジャニの素晴らしい献身にも感謝したい。彼は我々のフォーミュラEプロジェクトの発展に重要な役割を果たし、今季のチームの成功に大きく貢献してくれた」
「ニールはポルシェに残ることになる。近いうちに、彼がモータースポーツプロジェクトで再び活躍する姿を見られるだろう」
「我々は、パスカルとアンドレというふたりの経験豊富なトップクラスのドライバーを手に入れた。彼らは我々がさらなる成功を収めるために必要な全てのものを持ち合わせている」
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