レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは、F1サウジアラビアGPの1周目にコース外からオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を追い越したとして、マックス・フェルスタッペンに5秒のペナルティを科したスチュワードの決定に納得していない。
ポールシッターはフェルスタッペンだったが、スタートでは2番グリッドからピアストリが抜群の蹴り出しを見せ、ターン1でフェルスタッペンと横並び。ターン2で接触を避けるようにフェルスタッペンがランオフエリアに飛び出しトップでコースに戻ったが、これでフェルスタッペンに5秒のタイム加算ペナルティが出された。
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このペナルティもあり、ピット作業で2台の位置が入れ替わり、ピアストリが優勝。フェルスタッペンは2位となった。
「レースはスタートで負けたと思う。そして本当に、マックスはどこに行けばよかったんだ?」
マルコはそう『Sky Germany』に語った。
「F2のレースを見たが、同じようなことが2、3人のドライバーに起こった。彼らは警告を受けただけだった。だから、5秒のペナルティは少し厳しすぎるというのが我々の見解だ。スチュワードの矛盾は理解しがたい」
マルコは、この件について単にレーシングインシデントだったと主張した。
「ピアストリがスタートで前に出たが、最後のブレーキングゾーンでマックスがわずかに前に出た。だがそれはそれだ」
「ポジティブなのは、ペースがあったこと、タイヤの摩耗が抑えられていたこと。でも、今回もオーバーテイクがいかに難しいかわかったはずだ。ペナルティの後、我々は2位を確保することに集中した」
マルコはまた、ペナルティがなければフェルスタッペンが「絶対に」優勝していたと主張した。
「彼は序盤で3秒の差をつけた。ピアストリはすでにタイヤのデグラデーションについて不満を漏らしていた。他のマシンについて行くときは、常に厳しいものだ。そしてハードタイヤを履いた第2スティントでは、マックスが本当に限界までプッシュしたとき、2台は再び接近していた」
結果的にフェルスタッペンはピアストリから2.843秒差の2位でフィニッシュ。優勝も狙えただけに残念な結果とも言えるが、マルコは金曜日の段階で2位を獲得できるとは思っていなかったと語った。
「もし金曜日に2位でフィニッシュできると誰かが言っていたら、我々は喜んでいただろうね」
マルコはオーストリアのラジオ局『ORF』にそう語った。
「でも、マシンの変更がとても効果的だったから、優勝できなかったのは少し悔しいよ。それでも、スピードとタイヤの摩耗をコントロールできていることは証明できた」
フェルスタッペンがランキングトップのピアストリに12ポイント差の位置にいることについて質問されたマルコは、「心配はしていないよ。(セバスチャン)ベッテルと一緒に40ポイント差をひっくり返してタイトルを獲ったこともあったからね」と2012年シーズンを振り返った。
「ファイティングスピリットは生きているし、どこに弱点があるかもわかっている。最終的には、技術的な修正が実を結ぶだろう」
マクラーレンのピアストリとランド・ノリスについて、マルコはそのライバル関係はレッドブルにとって有益だと語った。
「2人が交互に優勝するほうがいい。それはお互いにポイントを奪い合っているということだ。どちらかが2番手の位置に甘んじるとは思えない。もし彼らがバトルを始めたら、それは我々にとって大きなチャンスだ」
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みんなのコメント
相手をコース外に押し出す事は今までお前がやってた事だろ。
やられて文句を言うな。