フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権(FRECA)の第7ラウンドがオーストリア・シュピールベルクのレッドブルリンクで開催され、9月6日(土)のレース1ではマッテオ・デ・パロ(トライデント)、9月7日(日)のレース2ではペドロ・クレロ(VAR)が勝利を飾った。
イタリア・イモラで開催された前ラウンドでデ・パロがポイント獲得を重ね、ドライバーズランキング首位に立つフレディ・スレイター(プレマ)に16ポイント差まで詰め寄るという中、1ヵ月のサマーブレイクを経てレッドブルリンクでの戦いを迎えた。
■F2参戦せず、異例のやり方でF1参戦目指す平川亮。坪井翔もそこに追従するのか? 「どこを経由してきたかは問題ではない」とトヨタ
レース1に向けた予選1では、グループBでアタックを実施したデ・パロが総合トップタイムをマークしてポールポジションを獲得。30分+1周の決勝ではオープニングラップで発生した多重クラッシュによるセーフティカー出動にも動じず、圧倒的なペースでポールトゥウィンを果たした。
タイトル争いのライバルであるスレイターがレース1で入賞を逃したことで、デ・パロは9ポイント差でスレイターを上回り、ランキング首位に立った。
2位には5番手から追い上げたニキータ・べドリン(サンテロック・レーシング)が入ったものの、追加車検の対象に。ただレギュレーションに準拠していることが認められ、順位が確定した。エンツォ・デリーニ(R-ace GP)が3位表彰台を手にした。
今季は4名の日本人ドライバーがFRECA参戦しており、第7ラウンドのレース1最上位は山越陽悠(VAR)。予選からのポジションを守りきり6位でフィニッシュした。
またトヨタ育成の中村仁(R-ace GP)は、予選アタック前に車載消化器の誤作動によりタイムを計測することができずレース1を最後尾28番手からスタートすることとなったものの、オーバーテイクショーを演じて20ポジションアップの8位フィニッシュを果たした。
その他ホンダ育成の加藤大翔(ARTグランプリ)は14位、チームメイトのリー海夏澄は18位と難しいレースを強いられた。
一夜明け、レース2に向けた予選2ではグループBのクレロが総合最速タイムをマークしてポールポジションを獲得。決勝レース序盤はグループA最速でフロントロウスタートのデリーニから激しいプレッシャーに晒されたものの、30分+1周の中で2.7秒のギャップを開いてポールトゥウィンを果たした。デリーニは2位フィニッシュとなった。
レース2でも中村は好調。4番グリッドからスタートしてオープニングラップでラシード・アル・ダヘリ(プレマ)やエヴァン・ジルテール(ARTグランプリ)とのバトルを制して3番手に浮上すると、後続との差を開いてチェッカーまで走りきり、FRECA初表彰台を掴んだ。
「レッドブルリンクでのFRECAの第7戦が終わりました。土曜日のレース1は8位、日曜日のレース2は3位で、初めての表彰台を獲得することができました」
TOYOTA GAZOO Racingを通じて中村は週末をそう振り返った。
「土曜日は予選でトラブルがあり、レースは最後尾からの追い上げとなりましたが、ポイント圏内まで戻ってくることができ、良いレースができたと思います。日曜日のレースでは、初めて表彰台を獲得できたことで、すごくポジティブな気持ちになりました。ここからさらに勢いをつけて上位を目指して頑張ります」
その他の日本人ドライバーは、山越が先行車から0.442秒差で11位とポイント獲得を逃した。加藤は20番手から追い上げたものの14位、リーはひとつポジションを挙げて16位と2台はノーポイントでオーストリアを後にした。
なおレース2では、他車へのタイム加算ペナルティも味方してスレイターが4位、デ・パロがスタート直後の接触でリタイアを余儀なくされたことで、ドライバーズランキングが逆転。スレイターが3ポイント差ながら再び首位に躍り出た。
FRECA第8ラウンドは、9月19日(金)から21日(日)にかけて、スペインのバルセロナ-カタルニア・サーキットで開催される。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
まだやってるんすか!? 「ナンバープレートの封印にペットボトルのキャップ」取り締まられたら恐ろしいことに
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
4年ぶり復活! ホンダ新型「“5人乗り”SUV」発表! “アコード”エンジン&高性能4WD搭載! “2列目”が広すぎる「6代目CR-V」どんなクルマ?
「やっぱトヨタはすげぇよ…」新型スーパーカー『GR GT』発表にSNSは興奮の渦!「V8ツインターボはあつい!」「会長は国宝」など絶賛
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント