今季からチャンピオンチームのメルセデスに加入したジョージ・ラッセルは、毎戦安定して上位入賞を果たしているものの、最高位は3位となっており、優勝争いやタイトル争いには絡めていない。今季型マシンのW13は新レギュレーションの影響を受けてライバル以上にポーパシングやバウンシングに苦しんでおり、昨年ほどのパフォーマンスを発揮できていないのがその大きな理由だ。
メルセデスはスペインGPでのアップデートなども奏功し、シーズンが進むにつれて空力由来のポーパシングは改善することができたが、依然としてパンピーな路面で車体が底付きしてしまうバウンシングに悩まされている。
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