建造中に搭載機が1.5倍増!? 「違法建築っぽい空母」なぜ生まれた？ 軍縮条約に翻弄された孤高の小型空母

最初は水上機母艦の代替艦として計画

　1922（大正11）年は、旧日本海軍にとって転機の年でした。この年は、初めての軍縮条約である「ワシントン海軍軍縮条約」が締結されたり、日本最初の航空母艦（空母）「鳳翔」が就役したりしました。

「ワシントン海軍軍縮条約」は、日本の空母建造に多大な影響を与えました。最適な空母の大きさすら見出せていない時代だったにもかかわらず、軍縮条約によって破棄することが決まった戦艦・巡洋戦艦を空母に改装することになったのです。例えば日本の「赤城」「加賀」や、アメリカの「サラトガ」などが対象でした。

Comments

[s_o********]

シミュレーションゲームでこの艦を使うと、小型空母の割に艦載機は多いし、比較的速力は速いしで、使い勝手はよい部類。日本軍のような貧乏所帯では立派に戦力になる。

[sjr********]

これそこそこ活躍したんじゃね？ソロモンでやられちゃったけど…。
WL作りました。自分的には好きな空母です。