■トヨタが生んだ車中泊もできる「ロールーフミニバン」とは
クルマの大型化が進んだ今では、5ナンバーサイズで扱いやすく、しかも室内が広いスライドドアミニバンは少なくなりました。
【画像】超いいじゃん! これがトヨタの「“7人乗り”ロールーフミニバン」です! (35枚)
しかし、2000年代には、使い勝手に優れた“ちょうどいいサイズ”のミニバンがいくつも存在していました。
フルフラット化も可能で、車中泊もできるほどゆとりの空間を持つトヨタのミニバンについて、改めて振り返ります。
低床・低重心で、ルーフの高さも控えめ。乗用車感覚で扱えるミニバンとして人気を集めたのが、2004年に登場したトヨタ「アイシス」です。
5ナンバーサイズ(一部グレードは3ナンバー)で登場したこのモデルは、実用性とデザイン性を両立したミニバンとして、家族層を中心にロングセラーとなりました。
ボディサイズは全長4635~4640mm×全幅1695~1710mm×全高1640~1670mm、ホイールベースは2785mmとゆとりある設定です。
室内寸法は長さ2705mm×幅1470mm×高さ1315mm。コンパクトなサイズながらも広い空間を確保し、乗車時の快適さはもちろん、休憩や仮眠、ちょっとした車中泊にも対応できるほどの余裕がありました。
最大の特徴は、助手席側のスライドドアにBピラーを内蔵した“パノラマオープンドア”構造です。助手席ドアとスライドドアを同時に開けると、仕切りのない大きな開口部が出現。その幅はなんと約1890mmにも達し、バックドア以外からも荷物の積み下ろしがしやすくなっています。
さらに、床面地上高は約380mmと低く設定されており、ステップを使わずに乗り込める点もポイント。子どもや高齢者の乗降がしやすく、家族全員が快適に使えるミニバンとして高い評価を受けました。
ロールーフながら天井高も十分に確保されており、視界も広々。扱いやすいサイズ感としっかりした走行安定性を両立させた設計は、まさにトヨタらしいバランスの取れた一台といえるでしょう。
■家族みんなが快適に使える工夫が満載!
アイシスが優れていたのはドア構造だけではありません。用途に応じて自在に変化する、多彩なシートアレンジも大きな魅力でした。
車内は2+3+2の7人乗りレイアウト。3列目シートは床下にすっきりと格納でき、格納時には広大なラゲッジスペースが出現します。
2列目シートには前後スライド機構とチップアップ機構が備わっており、荷物の大きさや乗車人数に応じて自由にレイアウトを変えられる点が特徴です。
助手席シートも非常にユニークで、背もたれを前方に倒せばテーブルとして使用できるほか、座面を持ち上げて前方へ格納するタンブルシート構造を採用。
この機能を使うとセンターキャビンと呼ばれる広い空間が生まれ、ベビーカーを折りたたまずにそのまま積み込むことも可能でした。
たとえば助手席をタンブル格納し、2列目シートを後方へスライドさせれば、Bピラーレスの大開口部からベビーカーをそのまま入れることができます。
雨の日でも濡れずに車内で赤ちゃんをチャイルドシートに乗せ換えることができ、子育て世代にはうれしい構造でした。
さらに、2列目シートの背もたれを倒し、3列目とつなげるとフルフラットベッドモードに早変わり。段差が少なく、薄手のマットを敷くだけで快適に横になれるスペースが完成します。
運転席と助手席を通常位置のままにしても展開可能で、ちょっとした仮眠や車中泊にも十分対応できるのが魅力でした。
こうしたタンブルシートや床下格納などの仕掛けは、近年のミニバンでは見られなくなったもの。シンプルな設計の中に使う人の視点を徹底的に反映しており、まさにトヨタの開発思想が息づいた一台といえるでしょう。
※ ※ ※
アイシスは、見た目の派手さよりも実用性や快適性を重視したミニバンでした。乗る人の生活に寄り添い、日常をより便利にしてくれる設計の数々は、今振り返ってもよく考え抜かれています。
まさに名前の通り、暮らしの“オアシス”となる存在だったといえるでしょう。(くるまのニュース編集部)
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