MC20をフィーチャリングした特別な展示
マセラティは2024年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、スーパーカー「MC20」の限定車「MC20イコナ」と「MC20レッジェンダ」を初お披露目しました。さらにブルー・ビクトリーのカラーリングをまとった限定の「MC20チェロ」と伝説的なレースモデル「MC12 ヴェルシオーネ コルセ」も登場し、MC20をフィーチャリングした特別な展示となりました。
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それぞれ20台限定で特別なカラーリングをまとう
マセラティは、2024年7月11~14日に開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、2020年に革新的なV6エンジン「ネットゥーノ」エンジンを搭載した最初のモデルとして発表された「MC20」シリーズを展示した。今回初公開された「MC20イコナ」と「MC20レッジェンダ」はそれぞれ20台限定で生産され、レーシングカーの「MC12」のデビュー20周年を祝うために製作されたモデルである。
「イコナ/レッジェンダ」はMC12のデビュー20周年を記念して、「MC12ストラダーレ」と「MC12 GT1ビタフォン」にインスパイアされた特別なカラーリングが施された。これらの車両には、マセラティのビスポークプログラム「フォーリセリエ」によって、特別なカスタマイズが盛り込まれている。また、この2台は2006年FIA GT選手権のドライバー・チーム優勝を記念して12台限定で製作された「MC12 ヴェルシオーネ コルセ」とともに展示された。
さらに、ブルー・ビクトリーのカラーリングをまとった限定の「MC20 チェロ」も展示された。往年のディテールやカラーリングを現代的に落とし込むことのできるフォーリセリエのブルー・ビクトリーカラーは、「MC12」のニュアンスを受け継いでいる。このMC20 チェロは、開閉可能なガラスルーフを搭載し、トノカバーに白く描かれたトライデントを備える。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、MC20イコナ、MC20レッジェンダ、限定のMC20 チェロがイベントのハイライトであるヒルクライムに参加し、その並外れたパワーと魅力を披露した。
ラグジュアリーセグメント初の電動コンバーチブルモデルも展示
マセラティは、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに、新型「グランカブリオ フォルゴレ」も展示した。グランカブリオ フォルゴレはラグジュアリーセグメント初の100%電動コンバーチブルモデルだ。このコンバーチブルは、長距離ドライブにも最適な4人乗りのスポーティで快適な乗り心地を実現している。
最先端の800Vバッテリーシステムを搭載したグランカブリオ フォルゴレは、その個性的なデザイン、革新的な技術によって、ラグジュアリーコンバーチブルセグメントにおいて特別な存在感を示している。
AMWノミカタ
各メーカーがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに話題の最新作やスペシャルモデルを持ち込むところを見ると、ヨーロッパで最も大きい自動車イベントなのではないかと感じるほどである。事実、フランクフルトモーターショーが2019年でなくなり、ジュネーブモーターショーも2025年以降は開催されないという。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの利点は、メーカー側はブースの設営などを含めて安価に参加できることと、独自のテーマに沿った展示ができること、そして来場者にとっては新旧の動くクルマの展示を鑑賞できる点だろう。
マセラティは今回MC20にフォーカスを当てて、新シリーズを含めた3モデルのヒルクライム参加と4モデルの展示を行った。参加者はV6ネットゥーノエンジンの咆哮を堪能し、そしてブースのBEVモデルの展示ではマセラティの未来の姿に想いを馳せることのできる素晴らしい休日となったであろう。
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みんなのコメント
確かに今は日本も「オートサロン」が新車発表の場になってるな。
そもそも…私有地ですよ