9月5日、2025年MotoGP第15戦カタルーニャGPの大会初日に特別記者会見が開かれ、元ハースF1チーム代表であるギュンター・シュタイナーらの投資グループが、MotoGPクラスに参戦しているテック3を買収したことが正式に発表された。
1989年に設立されたフランスのレーシングチームであるテック3は、1990年にロードレース世界選手権の250ccクラスへエントリーすると、1999年からヤマハと提携開始。2001年からは最高峰クラスに参戦し、2018年までヤマハとのパートナーシップを継続した。2019年以降はKTMのサテライトチームに加わり、2023年と2024年はKTMの傘下であるスペインのメーカーGASGAS(ガスガス)とタッグを組んで、『レッドブルGASGASテック3』として参戦。2025年は再びKTMのファクトリー体制に加わり『レッドブルKTMテック3』としてエントリーしている。
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そして今回、MotoGP第15戦カタルーニャGPの大会初日に特別記者会見が実施され、シュタイナー率いるコンソーシアムがテック3を完全買収したことが正式に発表された。会見には現チーム代表であり創設者のエルベ・ポンシャラル、MotoGPスポーティングディレクターのカルロス・エスペレータ、そしてシュタイナーとそのプロジェクトパートナーであるリチャード・コールマンの4名が出席した。
この買収によりMoto3クラスとMotoGPクラスの『レッドブルKTMテック3』のチーム所有権は、シュタイナーらへ完全に移行し、2026年シーズンから新体制が本格的に始動することとなる。
新体制ではシュタイナーがテック3のCEOに就任し、コールマンがチーム代表に就任することも明らかとなった。ポンシャラルは今季限りでチーム代表からコンサルタントへ転身し、若手育成や長年MotoGPで培った経験を後身へ伝える役割を担う。
買収後のチームについては、『テック3』としてフランスのチーム本部やスタッフを含め現体制を維持し、現行契約も引き継ぎKTMマシンの使用も継続するとしている。
[オートスポーツweb 2025年09月05日]
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みんなのコメント
F1チームは変えなくても、モトGPチームはかえるみたいやな