■デビューから丸5年が経過! フルモデルチェンジ間近な「ルークス」とは
日本で爆発的人気の軽スーパーハイトワゴンですが、ホンダ「N-BOX」、スズキ「スペーシア」、ダイハツ「タント」の3強に対し、日産「ルークス」は販売台数の面で差をつけられています。
そんなルークスは2025年中にフルモデルチェンジを実施する模様ですが、起死回生策はあるのでしょうか。
【画像】超カッコいい! これが“アウトドア”を感じる日産の「“新”軽スーパーハイトワゴン」です! 画像で見る(30枚以上)
いまや国内の新車販売の4割近くを占めるという軽自動車。
なかでも人気なのが軽スーパーハイトワゴンとよばれるクルマです。
軽スーパーハイトワゴンのなかでもダントツ人気を誇るN-BOXの販売台数は凄まじく、2025年1~3月期は軽販売台数1位(5万8844台)を達成しました。
2位のスペーシア(4万7063台)や、3位の「タント(3万6393台)も追従してはいますが、その差は縮まらない状況です。
そんななかで日産「ルークス」は6位(2万2022台)と、スペーシアやタントにも大きく引き離されてしまっています。
日産としても手をこまねいているワケでなく、ルークスにさまざまな対策を施しています。
2024年6月の一部仕様変更では、期間限定の新色「バブルガムピンク」を追加したほか、「シルキーライラック」「カンジュクカシス」とホワイトパールとの2トーンを新たに設定しています。
さらに2024年12月にも、ビームスが監修したオリジナルデザインの「ルークス ビームスエディション」を発売しました。
ルークス ビームスエディションは、デニム地をイメージしたシートカバーや、デニムのブルーをイメージさせる外装のアクセントカラーなどを施し、アウトドアなどにも似合うオシャレでカジュアルな仕様となっています。
しかし依然としてライバルたちの背中はまだまだ遠く、追いつくにはさらなる手立てが必要だと考えられます。
そんななか日産は3月26日、直近の新商品と新技術の投入計画について発表しましたが、国内においては2025年度中に新型軽自動車を投入することを明らかにしています。
現行型ルークスは2020年3月のデビューからすでに5年が経過しており、発表の新型軽とはルークスを指すものとみられます。
では、ルークスにはいったい何が必要なのでしょうか。
■次期型「ルークス」に必要なのは「第3の派生モデル」!?
他社のライバルモデルにあって、ルークスに足りていないのが、第3の「派生車」です。
標準仕様とカスタム仕様というラインナップはルークスも用意していますが、N-BOXであれば「N-BOX JOY」、スペーシアは「スペーシアギア」、タントは「タント ファンクロス」と、ライバルはすでに3つ目の派生車を用意しています。
いずれも昨今の軽自動車において流行しているアウトドアを意識したSUVテイストの内装や外装を取り入れており、かなり個性的。三菱の「デリカミニ」もこの流れを取り入れたことで、一躍人気車となりました。
デリカミニは、それまではどちらかといえば地味な存在だったベース車の三菱「eKスペース」(ルークスの兄弟車)に専用の内外装を施し、名門「デリカ」のネーミングを付けたことで、販売台数を飛躍的に増やしたのです。
ルークスもこの流れを取り入れた“ルークスSUV”(仮称)として、たとえば「エクストレイルミニ」や、さらにさかのぼってクロカン4WDのイメージがある「サファリミニ」、「テラノミニ」と命名するのはどうでしょうか。
もちろん名前だけでなく、実際のオフロード風味を与えるため、エクステリアには武骨に見える前後バンパーやサイドガード、特徴的な丸目ヘッドライトなどは採用して欲しいところ。
インテリアにも汚れに強いシート生地やカーペット、多目的に使えるフック、濡れたり汚れたりした靴や服を収納しておける大型収納、掃除がしやすいラゲッジフロアなど、他車が既に取り入れているよいところをすべて盛り込んで欲しいです。
走行性能に関しても、デリカミニが行っているように、4WDは車高を上げて専用セッティングをしたダンパーを採用するなど、日産らしいこだわりも見せてほしいと思います。
※ ※ ※
ユーザーがSUVテイストの軽スーパーハイトワゴンに求めているのは、「ぱっと見で分かりやすい遊び心」です。
手に入れればすぐに遊びに使えるとイメージできることが、人気の条件と言い換えることもできるでしょう。
日産はSUVメーカーとしての歴史も長く、そうしたイメージを継承した“ルークスSUV”には可能性があります。
折しも2025年秋には「ジャパンモビリティショー(JMS2025)」が開催されます。
おそらくここで新型ルークス(プロトタイプ)を発表のうえ、2025年度中(~2026年3月まで)に正式発売というスケジュールではないかと予想されます。
会場にはぜひ日産らしいアウトドア系スーパー軽ハイトワゴンを出展していただき、ユーザーをあっと驚かせて欲しいところです。
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