12月9日、ドゥカティとドゥカティ・コルセは、MotoGPやスーパーバイク世界選手権(SBK)で使用されたレーシングバイクのパーツを数量限定で一般販売することを発表した。
2019年の12月より、ドゥカティは『Ducati Memorabilia(ドゥカティ・メモラビリア)』というプロジェクトを開始した。このプロジェクトは、この数年MotoGPやSBKで使用されたバイクの認定パーツを販売するためのものだ。
ドゥカティの2019年型MotoGPマシン、デスモセディチGP細部ショットが公開
ドゥカティの公式サイトによると、販売されるコンポーネントの一例にはコネクティングロッド、ピストン、カムシャフト、クランクシャフトなどが挙げられている。これらのパーツは、アンドレア・ドヴィツィオーゾをはじめとするドゥカティを代表するライダーが駆ったバイクのエンジンに関するものだ。
販売されるパーツは展示用だが、これが本物であることを証明するために、パーツの名前や、このパーツが使用されたバイクの名前が刻印され、アクリル製のケースに収められるという。
またすべてのパーツには技術説明書、それぞれのパーツに関わりのあるライダーや選手権の説明書、ドゥカティのCEOであるクラウディオ・ドメニカリとドゥカティ・コルセのゼネラルマネージャーを務めるルイジ・ダリーニャの署名入り証明書が付属するとのことだ。
『Ducati Memorabilia』プログラムで販売されるパーツは、ドゥカティの正規ディーラーで購入可能で、2020年以降はドゥカティ公式サイト(www.ducati.com)でも買えるようになる。しかしながらその数には限りがあるので、購入を考えている方には早めの検討、購入がおすすめだ。
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