モータースポーツファンにはおなじみのタイヤメーカーであるピレリ。2024年現在、日本で販売されているピレリのスタッドレスタイヤ3種を、適用モデル別に体験してみた。レースでの性能はファンの知るところだが、スタッドレスはどうだ!?
※本稿は2024年11月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ピレリ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年12月10日号
ピレリってモータースポーツタイヤのイメージだけど……[スタッドレスタイヤ]も悪くなかった件
【画像ギャラリー】日本の冬はピレリにまかせろ!! 路面や使用車種に合わせた3タイプのスタッドレスタイヤ(6枚)
■最新モデルをはじめ3つのウインタータイヤで試走
用途に合わせて開発された3つの冬用タイヤを、用途に沿った車種に装着して試走した
現在日本で販売されるピレリのスタッドレスタイヤラインナップでは、2022年6月に発売を開始した「アイスゼロ・アシンメトリコ」が最新モデル。
そのほかにもハイパワースポーツモデル向けの「P ZERO WINTER」や大型プレミアムSUV向けの「SCORPION WINTER」といったモデルがラインナップされている。
2024年2月、北海道千歳市で試乗する機会があったので、各スタッドレスタイヤのインプレをお届けしよう。
●アイスゼロ・アシンメトリコ
日本の冬道に合わせて開発された専用設計。新開発コンパウンドはアイス性能を重視した、低温下での柔軟性を維持する設計。特徴的なスクエアブロックが接地面積を拡大し、アイスバーンでの接地面積を稼ぎ、高い密着性を発揮する。
フィットやカローラツーリングで一部シャーベッド状に緩んだ圧雪路を走ったのだが、しっかりと雪面を踏み固め、確実なトラクションとブレーキンググリップを発揮。今回は凍結路面で試せなかったが、機会を改め確認をしたい。
●P ZERO WINTER
19インチから22インチの大径スタッドレスタイヤ。P ZEROの名を冠する大パワースポーツモデルにマッチするフラッグシップスタッドレスタイヤ。左右非対称パターンはアウト側に大型ブロックを配しドライ路面での剛性を確保。イン側の斜め溝とサイプのエッジ効果が氷雪路性能を高める。
ポルシェ 911カレラ4で圧雪のコースを走ったのだが、アクセルワークで自由自在に振り回せるコントロール性の高さで、運転が楽しくなった。
●スコーピオン WINTER
大型SUV向けウインタータイヤ。重い車重に対応させたトレッドパターンを採用。2本の主溝が高いウェット性能を発揮し、ウェット路でも安心感が高いスタッドレスタイヤだ。
【画像ギャラリー】日本の冬はピレリにまかせろ!! 路面や使用車種に合わせた3タイプのスタッドレスタイヤ(6枚)
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みんなのコメント
当然、国産よりも雪道では滑りやすかったが、雪のない乾燥路では夏タイヤのように走ることができた。
当時のスタッドレスタイヤはコーナーで腰砕けしちゃうヤツも多かったから、PIRELLIのスタッドレスは結構よかった。
そもそもこの手のブランドだとメーカー指定でブランドマーク入りじゃ無いと保証対象外になる。