倒立フォークやフルLED灯火類など車体まわりも豪華装備
ヒョースンモーター・ジャパンは、原付二種クラスの新型クルーザーモデル「GV125X Roadster(ロードスター)」を2025年7月より日本国内向けに出荷開始すると発表した。既存のエンジンをファインチューンし、新設計のシャーシに搭載している。
→【画像29枚】ヒョースンモーター・ジャパンが新型「GV125Xロードスター」を発表
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ヒョースンモーター・ジャパン
左右2本出しマフラーやベルトドライブ、6速ミッションも採用
ヒョースンモータージャパンは、水冷124.7cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV125Xロードスター」を発売する。
挟み角60度、気筒あたり3バルブを採用する水冷V型2気筒エンジンは、これまでにあったボバースタイルのGV125Sからファインチューニングを受けたもので、最高出力を13.5ps/10250rpm→14.0/10000rpmへとパワーアップ。トランスミッションは5速から6速へ、駆動系ではチェーンドライブからメンテナンスフリーなベルトドライブへ、そして右1本出しだったマフラーは左右2本出しマフラーへと改められ、マッシブなデザインとともに所有感を高めている。
新設計フレームとなった車体まわりも倒立フロントフォークや前後2チャンネルABS、切削加工ホイール、フルLEDの灯火類、スマートフォンの充電などに便利なUSB-Aポート、アナログ指針式とLCDを組み合わせた円形メーターなどを独自に標準装備する。燃料タンク容量は12.5L→14Lになった。
GV125Xロードスターの価格は、GV125Sの58万3000円に対し68万2000円と9万9000円の上昇だが、装備内容を見れば納得できるだろう。
このモデルの発売により、ヒョースンモーター・ジャパンのラインナップはGV125S、GV250S、GV250S-EVO、GV250R、GV250DRA、GV300S、そして最新GV125Xの全7機種になった。
GV125X Roadster のスペックとスタイリング
主要諸元■全長2130 全幅770 全高1080 軸距1460 最低地上高125 シート高740mm 車重172kg(装備)■水冷4ストロークV型2気筒SOHC3バルブ 124.7cc 14.0ps/10000rpm 1.09kg-m/8000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■キャスター28°/トレール114mm ブレーキF=φ270mmディスク+4ポットキャリパー R=φ250mmディスク+2ポットキャリパー タイヤサイズF=120/80-16 R=150/80-15 ●価格:68万2000円 ●色:ナイトブラック ●発売時期:2025年7月上旬(日本国内出荷開始)
―― GV125X Roadster
―― GV125X Roadster
―― GV125X Roadster
―― GV125X Roadster
―― GV125X Roadster
―― GV125X Roadster
GV125X Roadster のディテール
◆エンジン、駆動系
X 専用にチューニングされた水冷60度Vツインエンジンは、従来型をベースに、最高出力と最大トルクをアップ、さらに従来よりも低回転域で発生。ミッションは5速から6速に多段化し、加速性能と巡航性能が向上した。
前後シリンダーからの菅⾧を均等化した集合エキパイは、最低地上高を確保するために前方に配したチャンバーを経由し、左右2本出しマフラーへ。排気効率と環境性能の両立とともに、メカニカルな
美しさと存在感を演出する。
また、ドライブベルトを新採用。チェーンに比べてノイズが少なく、注油メンテナンスも不要。さらに高耐久性でロングライフの利点をもち、プレミアムクルーザーに相応しい上質な乗り味を実現している。
◆車体まわり
モダンデザインのアーバンスタイルクルーザーとして、エッジの利いたボディパーツでシャープかつ躍動感のあるシルエットを形成。シート表皮のレッドステッチが、スポーティなアクセントとなっている。
ステップは、クルーザーらしいリラックスしたポジションがとれるミッドコントロールタイプ。タンデム側はスマートなプッシュ収納式で、実用性とデザイン性を兼ね備える。
フロントフォークは剛性の高いφ41mm倒立タイプを採用し、ディスクブレーキには安心のABSを標準装備。ホイールは高級感漂う切削加工仕上げで、フロント16インチ、リヤ15 インチの組合せだ。
◆電装系
LCDメーターには、アナログ調指針タコメーターを組み合わせ、ギヤポジションなどの情報を見やすくレイアウト。イギニッションキーは、ステアリング操作を妨げないようフューエルタンクの前端に配置した。
灯火類はすべてLEDタイプを採用。特徴的なテールランプはリヤカウルのエンドに沿ってレイアウトされ、シャープな印象とともに、“見られるバイク”としての存在感を際立たせる。
スマートフォンの充電やナビ使用に便利なUSB給電ポート(Type-A)を、配線しやすいフューエルタンク前側右手に標準装備している。
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みんなのコメント
やけに高い、異常に重い、ブランド性がない、品質が低い。14馬力でGB350並の車体を動かすのって、相当大変だよ?おそろしい程の遅さでしょう。
それで「納得の価格」だなんて言われたって、笑いとりに来てるのかって話。
そんなお金出すなら、日本4大メーカーの高性能・高品質なバイク買いますよ。