2024年にひっそりと終売したスズキ イグニス。今や珍しくなった5ナンバーサイズ、それでいて流行のSUVとあって売れる要素満点にもかかわらず国内市場じゃ鳴かず飛ばずという結果に……。だからこそなんで日本でイグニスはヒットしなかったのかをガチ検証!!!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】なにこの凝りすぎデザインのエアコンは!! イグニスの内装が今見てもお見事じゃない!?!?!?(6枚)
■140万切りは素晴らしい!! しかもサイズもちょうどよかったのに……
マイチェンでジムニー顔になったものの終売に。
スズキのコンパクトクロスオーバーSUVとして2016年2月に登場したイグニス。過去のスズキ車の各所に取り入れた遊び心のあるデザインと、1.2Lのマイルドハイブリッドエンジンを搭載しながらも140万円を切るスタート価格(デビュー時)という魅力的な低価格でリリースされた。
イグニスという車名は過去にスイフトの海外仕様の名前として使用されていたものだったが、2代目スイフトの時代にグローバルでスイフトに統一したため、海外としては久しぶりの復活ともなっている。
そんな安価なハイブリッドモデルであるイグニスだが、残念ながら2024年春ごろに終売となり、過去のモデルとなってしまった。コンセプトは決して悪くなかったと思えるのだが、なぜ大ヒット車種になれなかったのだろうか。
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■クロスビーの存在デカかった……1Lターボの方が税金も安いし広いもんな、、、
たしかにクロスビーはソリオ譲りの超絶広い車内に税金もイグニスよりもちょっと安いなどメリット多々であったのも事実
コンパクトなクロスオーバーSUVとして登場したイグニスであったが、スズキには軽自動車には本格的なオフローダーであるジムニーや、2014年に初代が登場するやいなや大人気車種となったハスラーが存在していた。
さらに2017年12月にはイグニスと同じプラットフォームを使用しつつ、ハスラーに似たエクステリアを持つクロスビーが登場するなど、スズキの車種の中で価格帯やキャラクターがバッティングする車種が多く存在していたのだ。
当初は4人以上乗ることがあるユーザーや、軽自動車では色々不安と感じるユーザーに向けて、イグニスはそれなりに人気を集めていたのだが、クロスビーが出ると状況が厳しくなっていた。
価格帯としてはクロスビーの方がイグニスよりも高めとなっていたが、デザインがハスラー風であったことに加え、パワートレインが1.2Lマイルドハイブリッド+CVTのイグニスに対し、クロスビーは1.0Lターボにマイルドハイブリッド+6速ATを組み合わせており、街中での走りは明らかにクロスビーの方が余裕があったのだ。
さらに自動車税の区分もクロスビーの方が1クラス安くなるということで、車両価格の差を埋めても余りある魅力をもっていたのである。
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■小さすぎたのが要因!? とはいえ日本車っぽいくなデザインは見事だった
このギュっとしたリアデザインは好きだったけどなぁ
またイグニスはよくも悪くもデザインがギュっと濃縮されて纏まっており、明らかにクロスオーバーSUVスタイルを持つクロスビーと比較すると小さく見えてしまい、頼りなさげに見えてしまったのもユーザーからするとマイナスポイントだったのかもしれない。
とはいえイグニスは欧州のコンパクトカーのような雰囲気があり、扱いやすいボディサイズは見知らぬ土地へ行っても取り回しで困ることはないだろう。そしてもともとの車両価格の安さからくるコスパの高さはトップクラスであり、自社にここまで多くライバルがいなければもう少し人気になっていた1台と言えるだろう。
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投稿 サイズも値段も文句ナシ!! なんでイグニスはダメだったのか は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。
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みんなのコメント
地上高があるから雪がひざ下くらいまで積もってもぐいぐい進んで行くし、
小さいから狭いところも楽々通り抜けられるし。
強いて言えば存在感が薄かった、かな。