ル・マン・ブガッティ・サーキットでMotoGP第5戦フランスGPが開幕し、プラクティスが実施された。このセッションで最速タイムを記録したのは、母国戦のヨハン・ザルコ(LCR)だった。
トップ10となったライダーが予選Q2へと直接進出となる重要なセッションのプラクティス。フランスGPでもセッション開始直後からライダー達が積極的なアタックを繰り広げた。
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FP1のベストタイムを上回るラップが次々と記録され、早々に1分30秒台へ突入。FP1でも好調だったペドロ・アコスタ(KTM)が、1分30秒760をマークし、開始10分時点での暫定トップとなった。
またFP1では下位に沈んでいたフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)やマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)も自己ベストを更新。アプリリアとドゥカティ勢が上位を占める、今季おなじみのタイムシートとなった。
ドゥカティ、アプリリア勢に割って入ったのがホンダ勢だ。ジョアン・ミル、ルカ・マリーニ、そしてLCRのヨハン・ザルコとディオゴ・モレイラの4人がトップ10に食い込むタイムを記録。特にミルは1分30秒820で暫定3番手につける速さを見せた。
1時間のプラクティスが中盤に差しかかった頃、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)が1分30秒739を記録し、わずかに暫定トップタイムを更新。他にもマルティンやラウル・フェルナンデス(トラックハウス)などが自己ベストを更新していった。
ただセッション中盤には、そのフェルナンデスのマシンが炎上するトラブルも発生。すぐに消火作業が行なわれたものの、マシンへのダメージが懸念される状況となった。
プラクティス残り16分、ザルコがアタックへ入ると、それまでのトップタイムを大きく上回るペースを披露。0.5秒以上タイムを縮める1分30秒197をマークし、暫定トップに立った。
その後、アコスタもそれに迫るペースでアタックしていたものの、最終コーナー手前のターン13で痛恨の転倒。タイム更新はならなかった。
このセッションではザルコを筆頭にホンダ勢の好調さが際立っており、残り10分にはミルが1分30秒092を記録して暫定トップタイムを更新。ホンダ勢がトップ2を占め、その後ろにドゥカティ勢が続くという、珍しい構図で終盤へ突入した。
終盤はドゥカティ勢とホンダ勢のトップタイム争いとなったが、最後の最後で1分29秒907を叩き出したザルコがプラクティス最速を記録。2番手がジャンアントニオ、3番手がバニャイヤとなった。
一方、バニャイヤのチームメイトであるマルク・マルケスにとっては厳しいセッションとなった。マルケスは終盤のアタックでトップ10圏外へ弾き出された後、最後のアタックで挽回を狙ったものの、転倒によるイエローフラッグでタイム更新のチャンスを失った。
その結果、マルケスは13番手に終わり、予選Q1スタートとなった。なお、イエローフラッグはチームメイトのバニャイヤの転倒によって発生したものだったため、チームにとっても厳しい展開だったと言えそうだ。
小椋藍(トラックハウス)は終盤のアタックでしっかりとタイムを縮め、9番手でQ2直接進出を決めた。
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