いまが狙い目の国産スポーツモデル
これまで、国産スポーツモデルは「納期1年超」など長期のバックオーダーが珍しくありませんでした。しかし近年では、各メーカーの努力により、納期の短縮が進みつつあります。今回は、そのなかでもいま注文してすぐ乗れる可能性の高い3台を紹介します。
【画像】カッコいいクルマが“すぐ乗れる”!? 注目の国産スポーツモデル3台を写真で見る(39枚)
●日産「フェアレディZ」
一時期は1年以上の納車待ちも珍しくなかった日産「フェアレディZ」ですが、現在は状況が改善されており、標準グレードであれば3~4か月程度で納車が可能とされています(NISMOは除く)。
背景にあるのは、日産による生産ラインや部品供給体制の強化です。供給可能な生産台数が増えたことで、初期のバックオーダーを順次解消し、2024年11月には新規受注の受付も再開されました。
RZ34型へと進化した現行フェアレディZは、発表当初から高い人気を集めていたモデル。その注目度の高さに対して、メーカーが柔軟に対応した結果、今では手に入りやすい状態が整っているのです。
フェアレディZの車両価格(消費税込)は549万7800円から930万2700円となっています。
●トヨタ「GRヤリス」
ラリー直系の高性能ハッチバックとして人気を集めるトヨタ「GRヤリス」も、かつては納期が長いモデルのひとつでした。ところが、2025年4月の年次改良モデル登場を機に、現在は2~3か月程度で納車されるケースもあるようです。
これは、トヨタが生産体制を見直し、需要に対して安定的な供給が行えるようになったことが大きな要因と考えられます。
さらに今回の年次改良では、従来は競技ベースの「RC」グレード専用だった縦引きサイドブレーキが他グレードにも設定可能となったほか、Toyota Safety Senseを全車に標準装備するなど、装備面でも魅力が増しています。走りの進化と実用性の両立によって、これまで以上に幅広い層にとって“狙い目”のモデルとなっています。
GRヤリスの車両価格(消費税込)は356万円から533万円となっています。
国産スポーツモデルの納期についてSNSでの反響は?
●マツダ「ロードスター」
もともとさほど納車待ちが長くなかったマツダ「ロードスター」は、現在では1.5~2か月程度となっています。ロードスターの生産体制について、最近感心させられたのがそのフレキシブルさです。
もともと極端な長納期とは無縁だったマツダ「ロードスター」も、現在では1.5~2か月程度の納車が可能といわれています。注目したいのは、その柔軟な生産体制です。
2023年末に発表された「ロードスター35周年記念車」は、当初1000台の限定生産を予定していましたが、注文が殺到。マツダは年明けから生産調整を行い、結果的に国内向けとして約1500台を追加し、計2500台の供給体制を整えました。
このフレキシブルな対応により、2025年4月にはND型ロードスターとして過去最高となる月間1918台の販売を記録。特別仕様車であっても迅速に増産できるマツダの体制が、通常モデルの安定供給にも寄与しているといえるでしょう。
ロードスターの車両価格(消費税込)は289万8500円から430万8700円となっています。
※ ※ ※
国産スポーツモデルに対して「納車待ちが長いから」といった既成概念を持っているかもしれませんが、メーカーの尽力により、それが解消されてきている車種も多くあります。気になるスポーツモデルがあるなら、ディーラーや販売会社に納期を聞いてみると、良い意味で裏切られるかもしれません。
国産スポーツモデルの納期についてSNSではどのような反響があるのでしょうか。
「GRヤリスって抽選じゃなかったの?」「Zは生産終了したと思っていた」といった反応が寄せられており、以前の入手困難な印象がまだ根強く残っている様子もうかがえます。
なかには、「GRヤリスは2か月で納車された」「Zは2年待ったけれど、いまはすぐ乗れると聞いて驚いた」といった実体験を共有する声や、「フェアレディZはディーラーによって在庫があり、即納も可能と聞いた」といった情報も見受けられました。
一方で、「カローラクロスGRスポーツは発売直後に受注停止になった」「GRでない新型カローラですら10か月待ち」など、いまだに納期が読みにくいモデルが存在するのも事実です。
それでも、「納期が早まるのはいいこと」という前向きな声も多く、タイミングやモデルによっては“想像以上に早く乗れる”時代が来ているのは間違いなさそうです。(VAGUE編集部)
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みんなのコメント
待ってるうちに なんかいいや って感じで冷めてしまう
また、日産ディーラーの冷たい対応に、買う気が起きません。