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セダンがSUVに喰われる時が来た!?  マニアが恐れる「カローラ」といえば「カローラ クロス」のことにする疑惑

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セダンがSUVに喰われる時が来た!?  マニアが恐れる「カローラ」といえば「カローラ クロス」のことにする疑惑

 この記事をまとめると

■トヨタは一部の国でカローラ=カローラ クロスという位置づけにしようとしている可能性がある

カローラひと筋30年のマニアライターが選出する歴代カローラTOP5!

■その動きはタイと台湾のトヨタ公式HPから見てとることができる

■歴代モデルを乗り継ぐカローラマニアの筆者としては気が気ではない

 カローラ クロスの“想像以上の出来”に驚き!

 歴代カローラセダンを乗り継ぎ、すでに30年以上が経つ筆者。ステーションワゴンのツーリングや、ハッチバックのカローラ スポーツは認めず、セダンのみを認めていることから、“カローラ原理主義者”とも呼ばれている。

 その筆者が、カローラ クロスを試乗する機会に恵まれた。試乗したのはFFのSハイブリッド。世界的なサプライチェーンの混乱に巻き込まれ、納期遅延が深刻なカローラ クロスのなかでも、いまはKINTO(トヨタの個人向けカーリース)向けしか生産していない(ディーラー向けは2022年2月以降生産開始予定)、まさに“プラチナグレード”といっていい車両であった。

 筆者が所有しているのは、セダン 1.8S(ハイブリッドではなく、ガソリンエンジン仕様)なのだが、仕事でハイブリッド仕様は試乗している。カローラ クロスの試乗を開始してまず感じたのは静粛性がセダンやツーリングより増した印象を受けたことだ。セダンやツーリングのハイブリッドでは、全体の静粛性は高いのだが、そのためエンジンルームからのメカニカルノイズというものが気になってしまっていたのだが、それが解消されているように感じた。

 さらに、自分がガソリン車に乗っていることもあり、ハイブリッド車ではフロントヘビーなイメージも目立っていたのだが、カローラ クロスではそこも感じることがなかった。セダンやツーリングでの気になるところも改良されており、結論としては想像以上の出来の良さに驚かされてしまった。

 セダンは“ただのアルティス”になってしまう!?

 あえて重箱の隅をつつくような指摘をさせてもらえれば、筆者のセダンでは計器盤を覆うメーターバイザーがソフトパッドなのに対し、カローラ クロスでは硬質樹脂だったのが気になったぐらい。オートエアコンが左右独立温度調整式であったり、後席専用エアルーバーがあったりして、ちょっぴり贅沢になっていたのは、使用頻度は少ないものの、少々悔しかった。

 ところで、ほかに気になる動きがある。それはASEANの一部の国で、“カローラ=カローラ クロス”と位置づけようとしているのかと感じる動きがあるのだ。

 タイと台湾のトヨタブランドのウエブサイト上にある、ラインアップ一覧(その国で正規販売しているトヨタ車の一覧が表示される)を見ると、セダンのところは“ALTIS”とだけ表示されているのだが、カローラ クロスは“COROLLA CROSS”と表示されている。ASEAN地域でのカローラセダンは“COROLLA ALTIS(カローラ アルティス)”となり、“アルティス”というペットネームがつく。

 “カローラ アルティス クロス”というのは少々長すぎるので、ASEANでもカローラ クロスとしているものと、素直に受け止めることができるが、それならなぜセダンのところが“ALTIS”のみの表示になっているのかは気になるところである(ALTISの専用ページに入れば“COROLLA ALTIS”となっている)。

 そのうち、“カローラ”とつくのは“カローラクロス”のみとなり、セダンは“カローラ”がとれて“アルティス”というのが車名になってしまうのか、“カローラマニア”としては気が気ではない。タイの首都バンコクではタクシー車両の9割ほどが、カローラ アルティスとなる、“カローラ大国”だけに、そのタイで何やら気になる動きとなっているので、余計に気になっている。ただの考えすぎで是非終わってほしい。

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みんなのコメント

8件
  • >ステーションワゴンのツーリングや、ハッチバックのカローラ スポーツは認めず、セダンのみを認めていることから、“カローラ原理主義者”とも呼ばれている。

    単なる面倒くせぇやつじゃん
  • 5ナンバーをやめた時点でカローラじゃない!
    カローラといえば普通は150万円で買えるセダンとクーペとライトバンだろ(笑)SUVなんかいらないよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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