ゴールドメッキで全身を彩る、歴代モデルの中でも際立つ特別仕様車
2026年6月、アメリカのオンラインオークションサイト「Bring a Trailer」にて、1996年式のホンダ「モンキー・リミテッド」が出品され、無事に落札されました。
【画像】ビス1本まで金ピカ! 1996年式ホンダ「モンキー・リミテッド」を見る(18枚)
モンキーは、1960年代に遊園地の乗り物として誕生して以来、小柄なボディーと愛らしいデザインで長年にわたり支持されてきたレジャーバイクです。
その中でも1974年に登場した「Z50J」型は、新設計のフレームに加えてシリーズで初めてリアサスペンションを装備したことで、走行性能と乗り心地を大きく向上させた歴史的なモデルです。
従来のモデルは、四輪のトランクに積載して目的地で走らせる用途を想定していましたが、Z50J型からは単独でのツーリングやレジャーを想定した本格的な仕様へと見直されました。
そして、今回発見された個体は、そのZ50J型をベースに、1996年に日本国内で5000台限定で発売された限定生産モデルです。
このモンキー・リミテッドの最大の特徴は、車体各部にあしらわれたゴールドクロームメッキ加工にあります。
フューエルタンクをはじめ、前後フェンダー、ヘッドライトケース、ウインカーハウジング、フロントフォークのアウターチューブ、サイドカバーにゴールドクロームが施されています。
さらに、マフラープロテクターやリアサスペンションのスプリングに至るまでゴールドで統一されており、当時の標準モデルとは一線を画す仕上がりです。
技術的な側面においては、空冷4ストロークOHC単気筒49ccエンジンが搭載されています。
公称スペックでは最高出力3.1psを発生し、トランスミッションには4速マニュアルが組み合わされています。
また、折りたたみ式のハンドルやリアキャリアなど、実用的な装備もそのまま継承されています。
走行距離わずか1.4キロメートル、良好なコンディションを維持した一台
今回オークションに登場した個体は、長年にわたり屋内で静態保存されてきた一台です。
外観は、発売当時の輝きをそのまま保っており、ゴールドメッキとブラック塗装されたエンジンケースのコントラストが際立っています。
サイドカバーには傷を防ぐための保護用プラスチックフィルムが貼られたままになっており、保管状態の良さを物語っています。
また、足まわりには、シルバーに塗装された8インチのスチールホイールが装着されており、IRC製の「トラクターグリップ」タイヤが組み合わされています。
ブレーキは前後ともにドラム式を採用しており、フロントにはテレスコピック式のフォーク、リアにはスイングアーム式サスペンションが装備されています。
ハンドル周りには、保管時や車載時に折りたたんで収納できるクローム仕上げのハンドルバーが備わっています。
メーターパネルは、ヘッドライトケースの上部に日本精機製の時速60キロメートル表示のスピードメーターが配置されています。
このメーターには、各ギヤの推奨シフトポイントが目盛りで記されており、その隣にメインキーとニュートラルランプ、速度警告灯が並びます。
搭載される49ccの単気筒エンジンにはケイヒン製のキャブレターが備わっており、キックスターターによる始動方式が採用されています。
走行距離は、オドメーターの表示でわずか1.4キロメートルとなっており、実質的に未走行に近い状態です。
出品に伴い、エンジンは始動テストを行わずにそのままの状態が維持されています。
付属品として、純正の工具一式や予備パーツ、日本語表記のホンダ純正取扱説明書、そして未開封の当時のバッテリーが用意されていました。
なお、今回のオークションでは最終的に27件の入札を経て、9000ドルで落札されました。
※ ※ ※
今回のオークションに登場したモンキー・リミテッドは、日本のレジャーバイク文化を象徴する歴史的な一台です。
北米の地で大切に保管され、ほぼ未走行の状態で出品された事実は、日本の小型モーターサイクルが世界的なコレクターズアイテムとして認識されていることを示しています。
今後もこのように良好なコンディションの個体が発見された際には、さらなる注目を集めることになりそうです。(Peacock Blue K.K.)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
BYD軽自動車「新型ラッコ」発表2週間で1000台突破 メーカー最速ペースで好発進
新車時の保護ワックスを残したまま38年間保管。走行633kmのランチア「デルタ HF インテグラーレ」が持つ価値を問う
「安くてびっくり」「予想外」「100万円切ったとはいえ」など反響 ホンダ新型「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」価格100万円以下で発売に注目集まる
【先入観を捨てて乗るべきか?】214万5000円〜のBYD「ラッコ」試乗。「中国車だから」と敬遠する前に知るべき真価とは
トヨタ『GR86』次期型どうなる? ファンの反応「ハイブリッド化に興味津々」「価格アップはダメ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
知らん人だしかなり歳上だし、私は店のオーナーと全く懇意ではなかった。さらにこの金ピカバイクのこと全く知らんかったけど、「一期一会のものに二度めはないですよ。買って後悔したほうが買わずに後悔するより後悔の度合いが低いですよ。お金ならがんばってその分稼げば良いのだし、失敗したと思ったら売っちゃえば良いのだし」と言ったら、買ってたなぁその人。