2025年F1スペインGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは4位、アンドレア・キミ・アントネッリはトラブルによりリタイアした。
4番グリッドのラッセルはスタートでフェラーリ2台の後ろ6番手に落ちたが、レース後半にルイス・ハミルトン(フェラーリ)をピットストップでかわし、5番手に上がった。
“意図的な接触”に驚くラッセル。非難集中のフェルスタッペンは「その話はしたくない」
終盤のセーフティカー後、3番手走行中のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がハードタイヤを装着したことでリスタートでつまずき、後退。ラッセルは追い越しのチャンスを狙った際にフェルスタッペンと接触し、フェルスタッペンはコース外を走った後、ラッセルの前でコースに復帰した。
レッドブルはペナルティを恐れて、フェルスタッペンにラッセルの後ろに下がるよう指示。フラストレーションを募らせたフェルスタッペンは、いったん減速してポジションを譲るように見せた後に加速し、ラッセルに接触するというインシデントを起こした。
その後、ラッセルはフェルスタッペンの前に出て4番手に浮上したが、前のシャルル・ルクレール(フェラーリ)を追う時間はなく、0.904秒差で表彰台に届かなかった。
アントネッリはスタート直後に6番グリッドからポジションを落としたものの、終盤まで7番手を走行。しかしパワーユニットのトラブルにより、グラベルでマシンを止め、リタイアとなった。チームによると、油圧の低下が起きたということだ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=4位(66周/66周)4番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト→ソフト
「スタート位置と同じ順位でフィニッシュした。今日可能なベストの順位はおそらく4位だったと思う。最後の10周はアクションが多かったが、1周目の自分のパフォーマンスに苛立ちを感じている。スタート自体は良かったものの、そこからポジションを落とし、フェラーリの2台に先行された」
「今日はシャルルを射程に捉えられる気がしていたが、セーフティカーによって状況が変わり、フェルスタッペンとの接触もあって、彼を追い詰めるのは少し難しくなった」
「全体としては、この週末に見られた進歩に満足してバルセロナを離れることができる。4位という結果は、今季序盤から僕たちがレースをしてきたポジションと一致しており、2戦続けて厳しいレースをした後では、ペース的にそのエリアに戻れたのは良いことだ」
「残念ながら、依然としてトップ勢とは大きな差があるが、僕たちは前進している。次戦カナダでも引き続き進歩を目指していく」
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=リタイア(53周/66周)6番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト
「今日のレース展開にはがっかりしている。暑さの影響でタイヤに厳しいグランプリだった。金曜のFP1とFP2でロングランの作業をしっかり行ったにもかかわらず、タイヤをケアしながら良いペースを維持するのは苦労した」
「それでもマシンの中では良い感触があった。ミディアムタイヤでは良いペースを発揮し、安定したラップタイムを記録した。それだけにリタイアで終わってしまったのは残念だ」
「全体として、僕たちにとってこの3連戦は困難なものだった。これからリセットするための時間がある。自分にとって初めてとなるカナダGPが本当に楽しみだ。ここバルセロナとは異なるトラックであり、路面も異なる。さらにピレリのコンパウンドも対極に位置するセレクトだ。ここ3週間で得たすべての学びを持ち帰り、分析し、2週間後にはより強くなって戻ってきたい」
[オートスポーツweb 2025年06月03日]
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