三菱自動車は2026年1月9日、マイナーチェンジを果たしたオールラウンドミニバンのデリカD:5を発売した。
車種展開は以下の通り。
“一歩先を指し示す、黒の感性”を謳う三菱アウトランダーPHEVの特別仕様車「BLACK Edition」が登場
G(7名乗り/8名乗り):451万円
Gパワーパッケージ(7名乗り/8名乗り):474万6500円
P(7名乗り/8名乗り):494万4500円
改めてマイナーチェンジの概要を紹介していこう。今回の改良は、内外装の仕様変更を図るとともに、四輪制御技術「S-AWC」の採用や運転支援技術「e-Assist」の強化などを実施して、オールラウンドミニバンとしての訴求力をいっそう高めたことが特徴である。
まずエクステリアでは、フロントグリルとフロントバンパー、リアバンパーをシンプルで立体感のある力強い造形に刷新。また、リアゲートでは“DELICA”ロゴをガーニッシュ内へ取込むことで、リアゲートパネルをよりシンプルかつプレミアム感のあるデザインへと昇華させる。さらに、ボディサイドにはワイドで安定感のある足回りと高い走破性を想起させるホイールアーチモールを新採用し(全幅は従来の1795mmから1815mmに拡大)、合わせて力強さを強調すると同時にギア感を高めた新デザインの18インチアルミホイール(Pグレード:ブラック+切削光輝仕上げ、G-Power Package/G:ダークグレー仕上げ)を組み込んだ。
インテリアについては、8インチカラー液晶のディスプレイメーターの採用による視認性の向上のほか、金属調アクセントを施したインストルメントパネルの配備により、先進性に加え、ギア感とプレミアム感を高めたコクピットを創出。また、センターパネルは傷つきに配慮してダークグレーでアレンジしたほか、シートには「CHAMONIX」で好評を博すスエード調素材(撥水機能付)と合成皮革のコンビネーション生地を最上級仕様のPグレードに採用し、合わせてステッチを内装各部同様のカーキ色とするなど、より機能的で統一感のあるキャビン空間に仕立てた。機能面では、センターコンソールとフロアコンソールの下部に充電用USBポートType-Cをそれぞれ2ポート追加し、利便性の向上を果たしている。
パワートレインは従来を踏襲し、4N14型2267cc直列4気筒DOHC16Vコモンレール式DI-Dインタークーラー付ターボディーゼルエンジン(最高出力145ps/3500rpm、最大トルク38.7kg・m/2000rpm)+8速スポーツモードATを搭載。駆動機構にはAWC(All Wheel Control)思想に基づいた三菱自動車独自の電子制御4WDシステムを採用する。また、四輪を自在に制御することで車両運動性能を飛躍的に向上させる三菱自動車独自の車両運動統合制御システム「S-AWC(Super-All Wheel Control)」を採用し、悪路走破性の向上と優れた直進安定性、そして意のままの操縦性を実現。さらに、4つのドライブモード(ECO/NORMAL/GRAVEL/SNOW)と、下り坂でも車速を一定に保つヒルディセントコントロールを配備し、路面状況に応じた最適な走行を可能とした。
運転支援技術「e-Assist」の強化も見逃せない。「衝突被害軽減ブレーキシステム」では従来の車両と人物の検知に加え、新たに自転車の検知が可能。また、「誤発進抑制機能」では後退時でもアクセルの踏み間違えに対応させる。さらに、前後バンパーに搭載したソナーにより、車両付近の障害物のおおよその位置をメーター表示と音でお知らせする「パーキングセンサー」を追加。そして、「マルチアラウンドモニター」では従来比でカメラ画質を約3倍高め、両サイドビュー+フロントビュー画面や、バードアイビュー+透過フロントサイドビュー画面を追加することで視認性を大幅に高め、合わせて移動物検知機能を配することで駐車場などでの周囲確認性も向上させた。ほかにも、前方車両の発進を知らせる「先行車発進通知」を追加するなど、より安全・安心・快適な運転サポートを実現した。
マイナーチェンジ版デリカD:5は発売に先駆けて昨年10月30日から予約注文を受付けたが、受注台数は月販台数計画2000台に対して約3.5倍となる約7000台を達成。受注したグレード構成は、最上級仕様のPグレードが全体のうちの83%を占め、以降はGパワーパッケージが14%、Gグレードが3%と続く。また、受注ボディカラーの上位色についてはホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ(2トーン)が32%、グラファイトグレーメタリック/ブラックマイカ(2トーン)が20%、ムーンストーングレーメタリック/ブラックマイカ(2トーン)が18%、ホワイトダイヤモンドが9%、ブラックダイヤモンドが7%という割合となった。さらに、予約ユーザーからはS-AWC採用による優れた操縦性への期待に加え、迫力が増したエクステリアデザインや8インチ液晶メーター、強化された予防安全機能などが高く評価されているという。
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