9月20日、2024年MotoGP第14戦エミリア・ロマーニャGPの初日がミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がオールタイムラップ・レコードを更新し、トップでプラクティスを終えた。
エミリア・ロマーニャGPは、2週間前のサンマリノGPに続きミサノでの開催である。木曜日に雨が降った影響で、フリープラクティス1を迎えても路面には濡れた部分が残る状況で、序盤にコースインしたライダーはレインタイヤを履いていた。このため、セッション序盤は多くのライダーがピットで路面状況の回復を待っていた。
バニャイア、「今日の目標はトップ10だったけど…」負傷を抱えてのプラクティストップ/第13戦サンマリノGP
残り時間が20分を切るころになると、今までコースインしていなかったライダーが続々と走行を開始する。終盤、マルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)がトップタイムを記録し、フリープラクティス1を制した。
2番手はホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)、3番手がフランコ・モルビデリ(プリマ・プラマック・レーシング)。バニャイアは4番手だった。5番手にはマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)が続いている。
プラクティスは気温23度、路面温度34度のドライコンディションとなった。MotoGP.comの中継で伝えられたところによると、アレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が高熱により、このセッションを走らなかった。
セッション前半はマルティンがトップにつけ、バニャイアが2番手、そして3番手には序盤に14コーナーで転倒を喫したペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)が続く。
その後、終盤にバニャイアが1分30秒286を記録し、オールタイムラップレコードを更新してトップに浮上する。最終的に、バニャイアがこのタイムでプラクティスをトップで終えた。
2番手はマルティン、そして前戦サンマリノGPのフラッグtoフラッグの決勝レースで優勝を飾ったマルク・マルケスは3番手だった。
エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)はセッション後に転倒を喫したが、4番手。そして、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が5番手につけ、Q2ダイレクト進出を決めている。
ホンダ勢の最上位は、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)の12番手。中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は21番手だった。
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