5月18日、大分県のオートポリスでスーパーフォーミュラ第5戦の公式予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは野尻智紀(TEAM MUGEN)だった。
熊本・阿蘇と大分・日田の境に位置するオートポリスは標高800mと高地ということもあり、不安定な天候に悩まされることが多いが、今年も“APウェザー”は健在。本来公式練習と予選が行なわれるはずの17日(土)は暴風雨と視界不良の影響で全ての走行がキャンセル。決勝が行なわれる18日の午前に、40分の計時セッションで予選を実施する形に変更された。
■“不運なダブルピット”に懸念挙がったスーパーフォーミュラ、現状シーズン中の規則変更の予定はなし。運営JRPは全ドライバーからヒアリング
迎えた日曜も曇りでお世辞にも好天と言えないが、周辺の霧や雲はなんとかコースにかかっていないような状況。定刻9時40分に、気温18℃、路面温度20℃というコンディションでスタートした。
各車セッションがスタートするとすぐにコースインし、最初の10分でフライングラップの計測を行なった。そこで最速だったのはポイントリーダーの太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)で、1分28秒196。野尻、小林可夢偉(Kids com Team KCMG)、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と続いた。
各車タイヤを履き替えると2度目のランに。ここで多くの車両が新品タイヤを投入したと思われ、タイムも大きく上がった。まず太田が自身のトップタイムを1分27秒590まで更新したが、太田は早いタイミングのアタックということもあってか、路面コンディションが改善される中で後続のライバルが次々タイムを更新していった。また今季2勝で太田とタイトルを争う牧野も、タイムを更新したが中団に埋もれてしまった。
予選の前半20分が過ぎたところで、トップは福住仁嶺(Kids com Team KCMG)の1分27秒020。野尻、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)、山下健太(KONDO RACING)が僅差で続いた。
3度目のアタックでは野尻が1分26秒757でトップに。既に昨年岩佐が記録したポールタイム(1分26秒632)に迫ってきた。前回のもてぎ大会(第4戦)でポールを獲得した山下が1分26秒803という僅差で続き、3番手、4番手には小林、福住のKCMG勢となった。
残り5分ごろ、一斉にラストアタックに向かっていったが、チェッカー目前で2台にアクシデント発生。サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)が最終コーナーでスピンしてストップ、さらには1コーナーで野尻がコースオフしてフロントウイングを脱落させた。
結局、各車タイムを上げられず予選終了。野尻が今季3度目のポールを獲得し、フロントロウ2番手には山下、グリッド2列目にはKCMG勢が並ぶことになった。一方、ダンディライアン勢は太田が8番手、牧野が13番手に沈み、昨年から続く6連勝の更新に黄色信号が灯った。
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